『サザエさん』3編通してカツオの有能ぶりが明らかに! 視聴者から「イイ男」「頭の回転の速さやばい」と称賛の声が続出!

アニメ

公開日:2021/4/4

サザエさん
『サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 3月28日に放送された『サザエさん』最初のエピソードは、作品No.8227「剣よりペンの穴子さん」。穴子さんは会社でマスオに「新聞の悩み相談欄に自分の投書が載った」として、「妻は怒ると暴力に訴え、私は生傷が絶えない」と妻の乱暴ぶりを愚痴ったものを自慢げに見せる。妻にバレたら大変だとマスオは驚くが、穴子さんは「匿名だから大丈夫。暴力に対してペンの力で立ち向かうのさ」とどこ吹く風。

 しかし、事を怪しんだ妻に問い詰められると、「これはマスオとサザエさんのこと」と咄嗟にウソをつく。その後、すっきりしない妻はカツオを呼び出し、マスオとサザエの関係を調査。「新婚のような仲の良い夫婦」とあっさりと穴子さんのウソをバラすも、「(穴子さんは)酔っ払うと、“俺には出来すぎた女房だ”とか、いつも“うちのやつが、うちのやつが”と惚気ている。だから僕はおばさんの名前は“うちのやつが”っていうのかと思ってました」とでまかせを披露。これに妻はすっかり機嫌を直し、結果丸く収まるのだった。

 また2つめのエピソードNo.8221「来客対応はまかせて」では、留守中にたずねてきたフネの来客に施した丁寧な対応が話題に。「すぐ戻ってきます」とワカメにフネを探させ、自らはケーキと紅茶を用意。その後も退屈させまいと、お茶を淹れたり、猫のタマと遊ばせたりし、ついには「この客はお母さんの元同級生なのでは…」と予想し、隣家に住むお軽に電話。庭先でプチ同窓会を開かせるというファインプレーを起こした。

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 また、最後のエピソードNo.8224「サクラとワカメ」では、ワカメが桜の花びらでつくった冠を頭に乗せ、マスオや波平に「かわいいでしょ!」と見せて回るシーンで、冠“だけ”を褒める男性陣に対し「ワカメと冠とどっちも褒めなきゃ」「ワカメも奇麗でしょ!」とアドバイス。男性陣たちも反省の念にかられていた。

 来客対応は完璧な上、女心を理解し、ときにはフォローに回る… そんなカツオに対し、「カツオのスペック、全てにおいてヤバかった。 これ現実だったら間違いなくイイ男だぞ」「気遣いというか頭の回転の速さやばいな、絶対世渡りうまいよ」「人生何回目か分からないくらいできる兄になっている」「すごい良い子だよね!笑 頭いいし、女の子の扱い上手だし! 大人になったらどんな子になるんだろ… 悪いほうにいかなければ最高の男性になるのになぁ」「3編ともに気が利いている これは花沢不動産が放っておきませんよ」などと、高い人間力に感心する声が多くあがっている。