『魔法少女まどか☆マギカ』続編決定! 虚淵玄が語る制作秘話にファン大興奮

アニメ

更新日:2021/5/8

魔法少女まどか☆マギカ
『魔法少女まどか☆マギカ』1巻(著:ハノカゲ、原著:Magica Quartet/芳文社)

 2011年に放送され、大人気を博したアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の10周年記念プロジェクトとして、新作劇場作品「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉」の制作が決定した。「さあ、物語をつづけましょう」の言葉と共に公開されたティザービジュアルに、「この時を待っていた!!」「嬉しすぎて涙が」「俺のソウルジェム浄化案件!」と大興奮の声が上がった。

「魔法少女まどか☆マギカ」は、少女たちが願いを叶える代償として「魔法少女」となり、倒すべき敵である魔女を巡る過酷な運命へと身を投じていく姿を描いたアニメ。放送当時はかわいい絵柄や当初の明るい魔法少女展開からは想像しなかったような、重厚かつ残酷なストーリー展開が話題を呼び、この落差がクセになった人も多く、人気を博した作品だ。

 今回制作が決まった「〈ワルプルギスの廻天〉」は、2013年に公開された「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」の正統続編となる作品。声優だけでなく主要スタッフも続投して制作されることが決定しているので、10年来のファンも期待が高まる制作陣となっている。

advertisement

 また、アニメ版・劇場版ともに脚本を担当した虚淵玄が引き続き脚本を務めることとなっており、Twitterでは虚淵玄本人が制作秘話を明かした。

「〈ワルプルギスの廻天〉」の脚本は2013年~2014年に放送された「仮面ライダー鎧武」を終えた直後に脱稿していたということで、少なくとも7年以上前に出来上がっていたことになる。「そんなに前から動き出していたのか… めっちゃ楽しみです!!」「仮面ライダー鎧武…2013年の作品…。そんなに前から…。」と驚きを隠せない声が続々上がっていた。

 虚淵氏のツイートには「期待しかないです!」「仕事サボってでも見ます!! 待ってる!!」「まさか続編が出るとは夢にも思ってませんでした。楽しみです!」「再び書いてくださったこと、とっても嬉しいです。私のハードルはもう見えないほど高く上がってしまいました」と期待の声も寄せられており、海外からの声も多く見られた。

「廻天」には、「世の情勢が大きく変わること」「勢いがなくなったものが再び勢いを取り戻すこと」という2つの意味がある。アニメでラスボス的な存在であった「ワルプルギスの夜」が何らかの形で関わってくるのかもしれない。詳細な公開時期は決まっていないが、家で過ごす時間が増えた昨今、公開前にアニメや劇場版を見直しておくのもいいだろう。