たいして親しくない人と2人きりの気まずさを切り抜ける会話術

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公開日:2021/5/10

たいして親しくない人と2人きりの気まずさを切り抜ける会話術

 ビジネス的な会話は滞りなくできるのに、プライベートだと「親しくない人との会話が続かない」という人は少なくありません。一方で初対面でもガンガン喋れる人もいますが、上手く喋れる人は何が違うのでしょうか?

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“聞き手のプロ”が教える雑談術

 以前放送された「この差って何ですか?」(TBS系)では、「親しくない人と2人きりになった時『上手く話せる人』と『上手く話せない人』の差」というテーマを特集。中々ニッチな話題ですが、視聴者からは「すごい参考になる!」との声が上がっていました。

 番組には様々な分野で活躍する聞き手のエキスパートが登場し、会話を弾ませる極意を紹介。例えば年間100人にインタビューをしているインタビュワーの西澤千央さんは、「気まずさを共有する」という方法を披露していました。2人きりになって気まずくなると無理に話題を振ってしまいがちですが、西澤さんはあえて「こういうシチュエーションって、どういう話をすればいいんですかね?」と気まずさを前面に出していくとのこと。すると「気まずいあるある」で盛り上がったり、意外とトークが弾むそうです。

 人気美容師の近藤澄代さんが実践しているのは、「話し相手の名前を呼ぶ」という方法。理由として彼女は「みんな自分の名前を呼んでもらうと、『自分のことを認識してもらえた』って感じになる」と語っていました。

「2人きりで上手く話せない人」にありがちなこと

 2人きりだと辛い沈黙が続いてしまう人は少なくないようで、よく見かけるのが「初対面よりも、2回目以降の方が辛い」との声。初対面の場合は相手について知らないことばかりなので、逆に質問事項が多く会話に困らないといいます。しかし2回、3回と会う回数を重ねていくと、話題がなくなって会話が続かなくなりがち。そんな時の対処法として、ネット上では「スマホ弄っていい相手なら、適当にスマホを見るふりして話題を検索する」「『会話続けるの苦手で』って正直に言うのも手段としてはあり」といった声が上がっていました。

 また2人きりで上手く話せない人の特徴として、「色々と考え過ぎなのでは?」という指摘も。「どんな話題を振ったら良いか」「失礼にならないか」などと気にしすぎるあまり、会話のテンポが悪くなってしまうといいます。これは話せない人にとって「あるある」のようで、「どんな話題だと当たり障りがないか必死で探しちゃう」「そもそも『話しかけていいのか』ってところから悩みがち」との声が。

 会話が適当すぎるのも良くありませんが、「会話が続かない」という人はもう少し「適当さ」を意識してみるとトークが弾むのではないでしょうか。

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