Amazonで話題になった「ブラックフライデー」ってどんな意味?

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公開日:2021/5/14

Amazonで話題になった「ブラックフライデー」ってどんな意味?

ブラックフライデーの発祥はアメリカ?

 2019年、特別企画「クロいものセール」も行われた、「Amazon」のブラックフライデー。日本で開催されるのは初めてとあって、多くの買い物客が殺到したようです。また開催期間中には、「ブラックフライデー」がTwitter上でトレンド入り。ワードだけを見ると不穏な印象を受ける人も少なくないようで、「『黒い金曜日』っていったい何が起こるんだ…?」「Amazonのセールってことはわかったけど、なんで『ブラックフライデー』なんだろう」「『ホワイトフライデー』とかの方がよくない?」などとざわついていました。

 また最近では「プレミアムフライデー」が広まってきていることから、「『プレミアムフライデー』の対義語かな?」「残業し放題な金曜日『ブラックフライデー』」「ブラック企業の金曜日のことだったりして」と推測する人も。やはり「ブラック」という言葉が、ネガティブな印象を与えるのかもしれません。

 そんな「ブラックフライデー」は、アメリカで生まれた言葉だと言われています。アメリカでは毎年11月の第4木曜日に「感謝祭」が行われ、翌日には人々のテンションが上がっているからかお店の売り上げが大幅にアップ。「黒字になる」ということで、感謝祭の翌日は「ブラックフライデー」と呼ばれるようになったそうです。

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「サイバーマンデー」っていったい何?

 アメリカ発祥の「ブラックフライデー」は、近年日本でも盛り上がりを見せているようで、「Amazon」だけでなく、数多くの企業がブラックフライデー商戦に参入していました。例えば「イオン株式会社」は、全国の約510店舗で「イオン ブラックフライデー セール」を開催。生活雑貨や家電などをセール価格で販売しており、「半額」に値下げされた商品も並んでいます。

 一方で「Amazon」などのオンラインストアは、感謝祭直後の週明け「月曜日」の方が売り上げが伸びるという話も。こちらは「サイバーマンデー」と呼ばれており、ネットショッピングが盛り上がりを見せるそうです。しかし「Amazon」の公式サイトによると、日本では12月第2月曜日が「サイバーマンデー」に。ちょうど冬のボーナス時期と重なり消費が急増するため、本場アメリカとは違った日程になりました。

 海外からやってきた「ブラックフライデー」や「サイバーマンデー」、日本人の消費活動に今後どのような影響を与えていくのでしょうか。

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