濃すぎるサブカル女優・成海璃子、マイナー映画愛を披露

芸能

更新日:2012/8/17

  テレビ番組の自宅公開で映し出された、あぶらだこにINU、村八分といった濃すぎるCDの数々から、「あまりに濃すぎるサブカル女優」として認知された成海璃子。いまでは、女優としての活動はもちろん、“サブカルな一面”のファンも数多い。しかし、サブカル趣味は当然、音楽だけにとどまらなかった。雑誌での連載では、マイナー映画愛を炸裂させているのである。

 その連載とは、マニア必読のディープ映画誌『映画秘宝』(洋泉社)で今年の春からスタートしている、『成海璃子のキミにRICOメン!』。その月に観た映画作品のなかから、3~4本をセレクトしてリコメンドするというインタビューコラムだ。まず、エログロナンセンスが大好物の『映画秘宝』が掲載誌というのが、素晴らしすぎて感服してしまうではないか!

 もちろん、中身もマニア度高し。連載第1回目の4月号では、『ポエトリー アグネスの詩』『ライフ・アクアティック』『ハッシュ!』という絶妙の3本を選んでいる。なかでも『ライフ・アクアティック』ではウェス・アンダーソン監督が好きであることを公言し、「やっぱり(常連俳優である)オーウェン・ウィルソンがいいんですね」と感慨深げに語っている。これには思わず進行担当の方も笑ってしまったらしく、成海は「えっ、どうしてそこで笑うんですか!?」と反応。進行役の方は「いや、そういう人、あまり聞いたことがないので」とフォローしている。きらびやかなハリウッドセレブ俳優からほど遠く、痛めな役どころにドハマリするコメディ俳優を、しみじみ「いい」と話すあたりが成海視点なのかもしれない。

 また、セレクトした映画へのコメント以外の部分にも、成海らしさが満載。たとえば、5月号では同じ事務所に所属する松田翔太に『下女』を貸したことを明かしている。これは、1960年にキム・ギヨン監督が発表した韓国映画界が生んだ名作と誉れ高い作品。過去の傑作もチェックしているとは、音楽同様、勉強熱心なのだ。

 このほかにも、『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』を観て、「生まれてはじめて、お尻というものに魅力を感じました(笑)」と語ったり、『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』を観た話のなかで、「(三島は)相当キテる人だったんですね!」「楯の会のメンバーとサウナで密談しているのはどういうことなんですか?」と無邪気さがかわいすぎる発言をしたりと、毎号が(サブカル好きには)大満足の内容だ。

 気になる『映画秘宝』の次号(10月号)は8月21日発売。18日には水着姿も披露している5年ぶりの写真集『RICO DAYS』(川島小鳥/ワニブックス)も発売になるので、ぜひセットでお楽しみいただきたい。