彼氏の“ネトゲ浮気”が心配な人にオススメの本

恋愛・結婚

2012/8/19

 8月2日に発売された、ドラクエシリーズ待望の新作『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』。発売から4日間で42万311本を売り上げたというが、すでにハマっている人も多いはず。さすがは人気タイトルなだけあり、他方では「彼氏がドラクエに夢中で困っている」という声もチラホラ。「発売初日から、彼氏がメールの返信をくれない」(21歳・大学生)「海に行く約束を延ばされ続けている。もうクラゲが増えちゃうのに……」(26歳・会社員)と悩む女子たちがいるようだ。そこで今回は、彼氏がゲームにハマりすぎている人にオススメの本を紹介したい。

 まずは、ゲーム中毒者たちに取材したノンフィクションである『ネトゲ廃人』(芦崎治/単行本: リーダーズノート、文庫:新潮社)。『ドラクエX』の最大の特徴は、シリーズ初のMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)であること。じつはオンラインゲームはとくに中毒性が高いものなのだという。本書には、ネットゲーム中毒者が続々と登場するのだが、昼夜逆転なんてものは序の口だ。毎日20時間ゲーム漬けになり大学を中退した人や、ゲーム上のアイテム売買で気づけば600万円の借金を背負った人、夜になると脳内にモンスターが現れ、それを倒すための戦略を考えてしまうサイクルに陥ってしまった人など、その根の深さは壮絶。休職に至ったり、鬱病を発症したり、育児を放棄したりと、廃人化する過程を知るには最適な1冊だ。

 もちろん、ゲームにハマるのは悪いことだけでは決してない。『世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 勝ち続ける意志力』(小学館)の著者・梅原大吾は、日本人初のプロ・ゲーマー。その実力は、2010年に「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスが認定したほど。あなたの彼氏だって、実は素晴らしい才能の持ち主で、いつかプロになれるかもしれないのだ! まずはこの本をプレゼントして、そのノウハウを叩きこんでみてはいかがだろうか。もちろん、そう簡単にプロになれるものではないことが、本を読めば痛いほどにわかるのだが……。

 と、ここまでマイナスとプラスについて書いてきたが、ほんとうにあなたが知らなくてはいけないのは、オンラインゲームが“恋愛に発展しやすい”場所であるという事実だ。前出の『ネトゲ廃人』でも、オンライン上で知り合ったゲーマーと結婚したり、既婚者なのにときめいてしまったケースなどが登場。“ネトゲ浮気”だってじゅうぶんに起こりうるのだ。

 しかし、リアル世界でアピールしても、仮想世界にハマってる場合はウザがられるだけ。万が一、“ネトゲ浮気”を心配するなら、自ら参戦して、彼氏が組むパーティやギルドで「ネット女子力」を発揮するしか手はないかも。そこでオススメしたいのは、元タレントであり元政治家、『じゃりン子チエ』の声優としても知られる中山千夏の『妖精の詩』(飛鳥新社)。この本は、MMORPG「Cardinal Saga」内で中山が実際に体験した(!)恋愛模様を描いた作品だ。

 中山いわく、ネトゲ恋愛は「心と心のぶつかり合い」。56歳でこの本を書き上げた“恋愛の先輩”にならって、まずはログインしてみてはいかがだろう。