ニュースサイトから電子書籍まで、活動し続ける「ネットの住人」 まなめさんの本棚

公開日:2012/8/24

まなめ

<まなめ>
ニュースサイト管理人
1996年5月に開設した老舗個人ニュースサイト「まなめはうす」の管理人。他にも「さまざまなめりっと」や「304 Not Modified」など複数のブログを持ち、合わせて月50万PVを持つ。主に、ツイッターやはてな界隈に生息するネットの住人。

advertisement

インタビュー

――15年続けることができたのは「辞めなかったから」
◆クリエイターになったきっかけ、作品制作するようになったきっかけは?
元々、ネットでアウトプットしている人の中から電子書籍を書く人をスカウトしようと声をかけていたところ、「私も書くから」という殺し文句を使うために自分も書かざるをえなくなったため。
◆創作活動の中で、心がけていること、大切にしていることは?
ウェブで活動しているため、発信したことだけが自分の考えたことと思われることが多く、考えたことはできるだけ発信するようにしている。また、もしそれが自分の思っていたことと違う風に捉えられてしまっても否定しないようにしている。読み手は自由に解釈すべきだと思うので。
◆尊敬しているクリエイター、影響を受けたクリエイターは?
ハックルさん(もしドラの作者):この人の「強さ」は憧れ。
◆今、夢中になっているもの、気になっているものは?
ドミニオン。ドミニオン木曜会に月に数回顔を出して遊んでおります。
◆これからの夢や目標は?
ネットで情報発信をして生活できるようになりたい
◆現在まで「まなめはうす」といったサイトを15年間も休まず更新し続けているまなめさんですが、なぜそこまで更新し続けることができたのでしょうか?また、まなめさんの考えるインターネットの楽しさや利点はどのようなものでしょうか?
<15年続けることができた理由>
一言で言うならば、辞めなかったから。通常、多くの人は3年もたてばライフスタイルが変化し、忙しいと継続できなくなる。しかし、時間がないときには時間がないなりの更新、余裕のある日は時間をたっぷりかけた更新とメリハリをつけることで、サイトの更新を日々の習慣にすることができたため。更新するぞって気合いを入れて更新するようでは気合いの入らない日に続かないですからね。そして、何よりサイト更新が楽しいから。これに尽きるでしょう。

<インターネットの楽しさや利点>
1.存在するということ。どんなにレアな趣味でも、ネットで調べれば、同好の士を必ず見つけることができること。
2.発信できること。誰もが自由に発信できるメディアを持てるようにしたインターネットは素晴らしいです。
3.参加できること。一方通行ではなく、一緒にできるということ。

 

makeboothβ
代表作:カリスマニュースサイト管理人が15年間続けたシンプルな情報収集術
私は、情報収集は正しい行動を取るためにするものだと考えています。人は一人でできる経験には限りがあるだろうし、これから経験することをすでに経験している人がインターネット上には存在するものです。情報収集することで、もっと上手に、もっとお得に、もっと楽しく、もっと良い結果を出せ、もっと失敗する確率も低くし、より良い人生を送ることができると思うのです。