【第10回】ゲームをやり始めたら止まらないので、『「やめられない心」依存症の正体』を読んでみた

更新日:2013/8/8

ども。
最近ちょくちょくテレビにも出させてもらっているヒャダインです。
先日フジテレビ系列「ペケ×ポン」の川柳2時間スペシャルでは
和田アキ子さんや笑福亭鶴光師匠やえなりかずきさんの中に
混ざって出演させていただきました。
楽曲制作の〆切ラッシュの合間の収録で、
なんだか凄くワーカホリックな状態で良い感じに疲れていたせいか、
なんだかリラックスできたのかなんだかわかりませんが、
本来苦手だった川柳がバシバシわかったんです。
ほんと、謎。
今まで家でみてても全然わからなかったのですが、
なんだか、わかる!
やっぱりリラックスをするっていうのは大切なことなんですね。

 

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リラックスといえば、最近夜中にゲームをすることが
自分のストレス解消になっているのです。
主に戦国武将達がありえない武器とありえない服装と
ありえない性別で敵をバサバサ倒しまくる系のゲームなのですが、
「よし、30分だけやろう!」と最初思っていても、
気がついたら5時間、てことが結構あったり。。。
ゲーム中でのちょっとした待ち時間、窓ガラスに映る自分の姿を見て、
「おい、本当にこれでいいのか。〆切ある宿題まだ全然終わってないだろ」
と自分を責めるのですが、もうどうにもとまらない☆、
という山本リンダさん状態です。まさに、こまっちゃうナ。
これはいわゆる「中毒」じゃないか、と思い読んでみました。

 

『「やめられない心」依存症の正体』 クレイグ・ナッケン著 玉木悟訳

アルコール・ギャンブル・買い物・ネット依存の原因は、すべて「同じ心の病」だった。発症の仕組みから対処法までをわかりやすく解説

紙 発売元:講談社/1470円

 

依存症、この本ではアディクションと表現しているのですが、
アディクションを精神面から分析していく本です。
脳科学の問題には一切触れず、アディクションに至る精神構造を
社会的な側面も混じえながら分析していっています。
アディクション専門のセラピストのクレイグ氏による本著、
社会学関連の本って外国人によるものは文化的背景の違いがあるから
日本においては当てはまらなかったりすることが多いのですが、
訳者の玉木さんの名訳も手伝いまったくストレスなく読むことができました。
ちなみにどうでもいいですけど、
こないだニュースで「いそんしょう」ってキャスターが連呼していて、
「なんだ、読み間違ってやがるぜ、へへん」なんて思っていたのですが、
「いそん」でも「いぞん」でもどちらでも読み方いいらしいですね。
ぎゃふん。