ホントは見せたくなかった!? ピース又吉の濃すぎる本棚

芸能

2012/9/5

 “いま、もっとも影響力のある読書芸人”ピース又吉。彼が選びに選び抜いた本100冊を並べた「又吉直樹の本棚」が、サブカルの殿堂・ヴィレッジヴァンガード下北沢店に出現! そのセレクトの妙が話題を呼んでいる。

 又吉は、昔からヴィレヴァン下北沢店によく通っていたそうで、彼いわく「酔狂な本屋」であるヴィレヴァンを意識し、「いい意味でヘンな本、刺激的なものが読みたいって人」を想定したセレクトに。10万部のヒットとなっている、好きな本に関するエピソードを綴ったエッセイ集『第2図書係補佐』(幻冬舎よしもと文庫)は、学生にも読んでもらえるようにと、文学マニア度を少々抑え気味に(とはいえ文学青年・又吉基準での話だが)、エンタメにも目配せしたラインナップだった。が、今回の本棚は、又吉の趣味全開のラインナップ。「えげつないのんばっかりです。喰いたいです」という胸の張りようだ。ヴィレッジヴァンガード下北沢店では、スタート記念として、本棚の本を買った人に又吉の直筆サイン入りの栞をプレゼントするそう(先着50名 ※開始日はヴィレッジヴァンガード下北沢のツイッター@vvshimokitaで告知)。

 さらに、本棚に並べた本に関するエピソードを明かしていく連載「第2図書係補佐 外部活動」が『ダ・ヴィンチ』10月号(9月6日発売)よりスタート。又吉といえば“無類の太宰治好き”のイメージが強いが、この連載によると、実は「太宰の影響を受けてますっていうのはラクなんです」という。理由は、誰もが知っている文豪でありながら、深く読まないと本当のすごさはわからないから。しかし、「恐れ多いんですが、自分がエッセイとかを書いているときの感覚に近いものを感じる」という古井由吉や町田康川上未映子らに関しては、「影響関係がバレバレ」で、愛読者であることを知られるのが照れくさかったそう。

 この連載第1回では、そんな“照れくさい”気持ちを封印して、川上作品の中から『ヘヴン』(講談社文庫)をピックアップして紹介している。又吉による川上文学への愛に満ちた直筆POPは、下北のヴィレヴァンか、『ダ・ヴィンチ』10月号でチェックしてほしい。