甲子園をかけた女子たちの激闘がいよいよ全国へ!『花鈴のマウンド』

マンガ

公開日:2021/8/9

『花鈴のマウンド』

『花鈴のマウンド』

『花鈴のマウンド』
『花鈴のマウンド』(1〜9巻)

⻆谷建耀知:原作 星桜高校マンガ研究会:作画

大垣書店 各440円(税込)

 甲子園は男子のもの。そんなイメージを覆す史上初の快挙だ。高校女子野球の全国大会決勝戦がこの夏、あの阪神甲子園球場で開催される。そんな現実にリンクするように高校女子野球の世界を描いた人気マンガが『花鈴のマウンド』だ。いよいよ全国編がスタートし、まさにいまが読みどき! その魅力をお届けする。

(構成・文=八巻奈緒)

女の子だって甲子園!

『花鈴のマウンド』
(c)2021 星桜高校マンガ研究会

 都立星桜高校に通う桐谷花鈴は、女子硬式野球部のピッチャー。幼馴染で男子野球部・主将の大門頼と甲子園を見に行き、そのマウンドを夢見るように。高校生最後の夏、「女子の決勝を甲子園球場で開催する」ことが決定! 聖地をかけた女子たちの熱い夏が始まった。ライバル・柊木美玲率いる京都雅、優勝候補の九州義塾……次々とカードが組まれる中、星桜の初戦は機動力を武器にする仙台杜の都に決まり……?

advertisement

最新8&9巻発売中! 大事な一戦でエース・花鈴が故障!仙台杜の都の脚力が襲いかかる!

『花鈴のマウンド』

 仙台杜の都との初戦、花鈴が大会初ホームランを決めるなど、好調なすべり出しの星桜。一方、「北のスプリンター」の異名を持つ青葉ゆいを筆頭に、杜の都が強靭な脚力を見せつけ、試合はシーソーゲームにもつれこむ……。さらに5回表、降り出した雨に足を取られた花鈴の左肩に打球が直撃! 降板を命じる監督に、星桜ナインが出した決断は……?

『花鈴のマウンド』

『花鈴のマウンド』

あわせて読みたい