【最新号レポ】「やっぱり切り札だったのか!?」杉元一派に吹いた“幸運の風”が示すものとは……/ヤングジャンプ36・37合併特大号『ゴールデンカムイ』

マンガ

公開日:2021/8/13

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』36・37合併特大号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年8月5日(木)の『週刊ヤングジャンプ』36・37合併特大号では、『ゴールデンカムイ』第286話を掲載。門倉看守部長の“無駄墨”が無駄ではなかったことがほのめかされ、「やっぱり切り札だったのか!?」とSNS上は大盛り上がりのようだ。

 ここで言う“無駄墨”とは、門倉が所持していた刺青人皮のこと。原作第280話にて彼の入れ墨と他の刺青人皮がダブっていたことが判明し、読者の間で“あってもなくても良かった入れ墨=無駄墨”として認知されていた。

advertisement

 ところが今回のエピソードでは、その無駄墨が物語に新たな風を吹き込む展開に。話題の渦中にあるのは、物語終盤の出来事。金塊探しに明け暮れる杉元たちのもとに、門倉がやって来た時のことだ。

 「永倉さんがわざと捕まりました!!」と報告するなり、土方歳三に対して「とにかく!! 手はず通りに行きますよ?」と同意を求める門倉。すると次の瞬間彼の後ろから風が吹き込み、1枚の刺青人皮が他の刺青人皮の上に舞い落ちる。その光景を目にした土方は何かに気づき、最後に「強運の男が運んでくれた幸運の風が 我々を勝利に導こうとしている」と意味深な発言を残して幕切れへ。

 加えて最後のページには「無駄だけど、無駄じゃなかった!」と編集の煽り文が記載されており、このことから宙を舞った刺青人皮=門倉の無駄墨と捉えた人が多いよう。SNS上には「だよね、やっぱりそうだよね!」「ついに無駄墨が日の目を浴びるのか!?」などのコメントが殺到した。果たして土方の言葉の真意とは…。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』26巻(野田サトル/集英社)