『サザエさん』マスオさんが金欠に! お小遣いアップのためにとった行動に「可愛すぎw」

アニメ

公開日:2021/8/22

サザエさん
『サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 8月15日に放送された『サザエさん』では、お小遣いアップを目指すマスオの奮闘が描かれ、視聴者からは同情の声が多くあがっている。

 話題のエピソードは、作品No.8300「夫たちに小遣い」。今月は飲みに行く回数が多く、小遣いが乏しくなってしまったマスオ。サザエに直接「少し足してくれないか」とは言い出しにくいため、皿洗いや廊下のふき掃除など、さりげなくサザエの家事を手伝ってアピールする。しかし、カツオから「姐さんのご機嫌を取ってお小遣いをもらおうとしてるんじゃないの?」とあっさりと意図を見透かされ、たまたま通りかかったサザエも納得の面持ち。サザエは「さっきから珍しいことしてると思ったら、小遣いほしさだったのね」と呆れられてしまう。

 翌日、会社の同僚・穴子さんにこの件を話すと、「そんな古典的な方法じゃお小遣いは増えないぞ」とダメ出しが。そこで穴子さんが提案したのは、夫としての存在感をアピールすること。夜、わざわざ家族がいる前で「明日の会議のことなんだが」「今回のプロジェクトは絶対に成功させないとな」と仕事の話をして、“一生懸命働いている感”を演出。目論見通り、サザエから心配をされる。

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 そしてそれは数日間続き、ついに穴子さんは台本を用意するまでに。マスオもノリノリで演じるようになると、サザエは多忙なマスオのためお昼のお弁当を作って渡すという心遣いをみせ、マスオはさすがに罪悪感を抱くようになる。

 しかしその後、穴子さんの部屋から台本の書き損じがでてきたとして、真相が知ったサザエは「そんな姑息なことをしなくても…」と呆れ。波平とフネから「仕事が忙しすぎたんじゃなくてよかったじゃないか」と諭されると、「私もマスオさんの話を聞いてあげなかったのが悪いのよね」と反省する。マスオは節約を誓い、サザエはよりやりくり上手になることを宣言して、わだかまりがとけるのだった。

 ほっこりしつつも世知辛いエピソードに対し、視聴者からは「この年齢になってサザエさん見るとしみるものがあるな… マスオさんお小遣い上がらないんだって…」「カツオのお小遣いねだり方法でお手伝いをするマスオ可愛すぎw」「昔はマスオさんはお小遣い少ないんだと思ってたけど、単純に普段から飲み過ぎなんだなってのが大人になってからの私の気持ちね」「マスオさんってたしか高学歴のエリートなのにお小遣い制なのか…」「マスオが悪いことをする時は基本アナゴの入れ知恵」などと反響を呼んでいる。

 国民的アニメといえど、お小遣い制を導入している家庭なら“あるある”と思わず共感してしまいそうだ…。

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