【最新号レポ】「最高すぎて鳥肌立った…」「神回」ジャンプ39号『ヒロアカ』、涙のタイトル回収!?

マンガ

公開日:2021/9/5

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』39号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年8月30日(月)の『週刊少年ジャンプ』39号では、『僕のヒーローアカデミア』第324話を掲載。“タイトル回収”ともいえる麗日お茶子の魂の演説に対し、「最高すぎて鳥肌立った…」「お茶子はヒロインじゃない。まごうことなきヒーローだわ」などと多くの読者が感激したようだ。


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 敵(ヴィラン)の狙いが緑谷出久だと知り、彼を雄英高校に立ち入らせまいと猛反対する避難民たち。そんな彼らの前に立ったのは、出久の級友であるお茶子だった。

 お茶子は市民の不安を受け入れながらも、「皆さんの力で! どうか! 彼が隣でっ! 休んで…… 備えることを許してくれませんか!!」と懇願。全ては出久のために、彼を含めた全ての人の笑顔のためにと必死に演説していく。そして「緑谷出久は力の責任を全うしようとしてるだけの――」「まだ学ぶ事が沢山ある――普通の高校生なんです!!」と主張し、最後に「ここを彼のヒーローアカデミアでいさせて下さい!!」と声を張り上げた。

 お茶子の“彼のヒーローアカデミア”という発言には、多くの読者たちが心を打たれたよう。同作のタイトルが『僕のヒーローアカデミア』であるだけに、SNS上では「まさかお茶子ちゃんの発言でタイトル回収するとは…!」「出久もまだ学生で、1人の人間であることを再認識させてくれる神回」とタイトル回収に沸き立つ人が後を絶たない。

 そんなお茶子の叫びに感化されたのか、ラストは出久のもとに市民が歩み寄る描写で幕切れに。この踏み出した1歩が世界を変える1歩になることを祈るばかりだ。

僕のヒーローアカデミア
『僕のヒーローアカデミア』31巻(堀越耕平/集英社)