【最新号レポ】『ゴールデンカムイ』ある意味ロマンチック? 因縁の対決の先に訪れた結末に読者しんみり/ヤングジャンプ48号

マンガ

公開日:2021/11/3

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』48号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年10月28日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ』48号では、『ゴールデンカムイ』第295話「ふたり」を掲載。ある人物の“死に様”が注目を集めているようで、読者から「とんでもない散り方だな…」「ある意味、ロマンチックな死に際」といった反響が後を絶たない。

 かつて双子の弟・洋平を杉元佐一に殺され、復讐の鬼と化した第七師団の兵士・二階堂浩平。怒りと憎しみを抱えながら執拗に杉元をつけ狙ってきたが、前話にて杉元VS二階堂による因縁の戦いがついに幕を開ける展開に。迎えた今回のエピソードはそんな2人の激しい攻防戦から始まり、物語終盤でようやく勝負に終止符が打たれた。

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 戦いを制したのは杉元。二階堂は彼を道連れに自爆を謀ろうとするも、すんでのところで杉元に塹壕へ放り込まれてしまう。そのタイミングで爆弾が着火し、二階堂の体は縦半分に真っ二つとなるのだが…。

 彼が2つになったことで描かれたのは、双子である洋平と浩平の“再会”。それぞれの顔を前に「やぁ浩平」「やぁ洋平」と挨拶を交わすなり、「また会えたね」「もう二度と会えないかと」と再会を喜び合うのだった――。

 二階堂の衝撃的な死に様に対し、SNS上では「死に方はえげつないけど、二階堂にとっては幸せな最期だったのかな」「真っ二つになったことでまた一緒になれたのか」「二階堂、どうか安らかに…」などのコメントが。

 双子で始まり、双子で終わった二階堂浩平。弟を愛する彼にとっては、救いのある最期だったのかもしれない。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』27巻(野田サトル/集英社)