【最新号レポ】『ゴールデンカムイ』「こうして土方は“小蝶辺明日子”の名を知ったのか!」その経緯が明らかに/ヤングジャンプ50特大号

マンガ

公開日:2021/11/17

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』50特大号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年11月11日(木)発売の『週刊ヤングジャンプ』50特大号。『ゴールデンカムイ』第296話で明らかになった事実に対し、「こうして土方は“小蝶辺明日子”の名を知ったのか!」などと読者たちは大興奮だったようだ。


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 ここで言う小蝶辺明日子(コチョウベアスコ)とは、ウイルクの娘・アシリパ(リは小文字)の和名。ごく一部の人しか知らない彼女の和名をウイルクが土方歳三に教えたせいでアシリパは金塊争奪戦に巻き込まれる羽目になったのだが、迎えた今回のエピソードで“ウイルクが和名を教えた経緯”が明らかになった。

 じつは彼がアシリパの和名を教えたのは、土方の口からアイヌの男・キムシプ(シは小文字)の名前が出たことがきっかけ。そもそも土方にとってキムシプは命を救ってくれた恩人であり、キムシプもまた彼を一目置いていた。

 そのためウイルクは“土方が恩を忘れていなければ未来のアイヌに報いてくれるかもしれない”と踏んで土方に接近したのだが、彼が本当に“土方歳三”であるという証拠はどこにもない。しかし土方の口から「個人的にアイヌには恩がある」「キムシプ… という男がいた」とキムシプの名が出たことで、ウイルクはようやく彼が“土方歳三”である可能性を見出すように。続けて「『コチョウベアスコ』という娘に会え」と金塊のヒントを授けたのだった。

 SNS上でも「和名を教えるきっかけはキムシプだったのね」などと話題になった今回のエピソード。様々な真相が解明されていく中、果たして金塊争奪戦はどのような結末を迎えるのだろうか。

ゴールデンカムイ
『ゴールデンカムイ』27巻(野田サトル/集英社)