どうして私たちは新海作品にこんなにも心を揺さぶられるのか。新海誠の全アニメーション作品を読み解く書き下ろし評論『新海誠の世界』11月17日刊行!

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更新日:2021/11/17

新海誠の世界』(榎本正樹/KADOKAWA)

 最初期作品から『天気の子』まで、新海作品を徹底分析!『新海誠展』にキュレーターとして参加した著者が、文学的視点から完全解説。新海監督語り下ろしインタビューも収録した、新海ファン必携の1冊が11月17日に発売される。

新時代の映像文学を文芸評論家・榎本正樹が読み解く、書き下ろし評論

 最初期の自主制作作品から『天気の子』まで、新海誠の全アニメーション作品を、文芸評論家である榎本正樹が読み解く、新海監督ファン必携の1冊が発売される。

 新海誠という才能が誕生した背景と自主制作へと導かれていくまでのプロセスや、『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』『君の名は。』など各作品を読み解き、新海監督のアニメーションを映像文学として分析。また最終章では、『天気の子』はいかにして作られたのか、本書のための新海誠監督ロングインタビューも掲載。新海ファン必携の1冊だ。

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収録内容

第1章 最初期作品群 映像作家・新海誠の誕生
第2章 『ほしのこえ』 「世界」から「セカイ」へ
第3章 『雲のむこう、約束の場所』 回顧される青春の記憶
第4章 『秒速5センチメートル』 「風景」と「内面」と「速度」をめぐる物語
第5章 『星を追う子ども』 始源的世界への遡行
第6章 『言の葉の庭』 文学するアニメーション
第7章 『君の名は。』 共苦する魂の物語
第8章 『天気の子』はいかに作られたか 新海誠ロングインタビュー

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