えれぴょんのハマってるマンガがヤバい

芸能

更新日:2012/10/18

  元AKB48で、明るく元気なイメージのえれぴょんこと小野恵令奈。『リーガル・ハイ』の主題歌にもなった『えれぴょん』でソロデビューを果たし、先日発売になった2ndシングル『えれにゃん』では猫のコスプレを披露するなど、アイドル街道を邁進中だ。そのえれぴょんが最近あるマンガにハマっているという。

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 そのマンガについて明かしたのは10月5日放送の音楽番組「ハッピーMusic」(日本テレビ)でのこと。自分がハマっているものを紹介する「ハピもの」というコーナーで、えれぴょんが自信満々に紹介したのは『桃色メロイック』(福田晋一/少年画報社)というマンガ。しかしどうやらこのマンガ、アイドルが好きなマンガとしてあげるには少々ぶっ飛んだ内容のよう。司会のベッキーはマンガを手にとると、あの大きな目が飛び出さんばかりの勢いで「これを好きって言っちゃっていいの!?」と驚きの声をあげたのだ。アイドルが「好き」と公言することをはばかられるようなマンガとは、一体どんなマンガなのだろうか。

 『桃色メロイック』の主人公は、妹であるまさきのことが大好きなガテン系の兄・大和。毎日学校のお迎えに行く彼は、「俺やっぱまさきの事愛してるわ!! まさきと絶対結婚して幸せになる!!」と言うほど溺愛しているのだが、その愛し方に問題がある。階段や電車の中でも所構わず妹のパンツをのぞき込んで「すっごい……ムラムラする」と興奮したり、公園の遊具で遊ぶまさきを見て「俺も乗られてぇ…!!」なんて考えてる立派な変態。でも、休みの日にお弁当を作って仕事場まで届けてくれる妹に照れたりする姿は、本当に恋する男そのもの。その証拠に、がらの悪い連中に絡まれて怯える妹に抱きつかれた大和はとうとう「性交を前提に俺と付き合ってください!!」と口説き始めてしまうのだ。

 しかし、もっとヤバイのは天然すぎる妹の方かもしれない。兄の告白を「さっきのってギャグ?」となんとなくスルー。さらに、自分が大事にとっておいた棒状のスナック菓子を兄が食べてしまったからと言って兄がくわえているお菓子にかぶりついたり、ジュースをかけてパンツの色を当てる「パンツ当てゲーム」をしようと誘ってきたり。挙句の果てには節約のためと言われて兄が一緒にお風呂に入るのを受け入れてしまうのだ。もはやこれは天然のレベルではない。高校生にもなってこんなに素直(?)な子がいたら、兄だって心配になるだろう。ここまであからさまに妹に欲情するマンガなんてそうそうないし、これほどまでに自分のことを何の疑いもなく頼って慕ってくれる妹キャラもなかなかいない。

 このマンガをえれぴょんは「素晴らしいですよホントに!」と大絶賛していたが、ベッキーも心配していたように、たしかにアイドルが「好きなマンガ」としてあげるには意外性がありすぎるかもしれない。

 しかし、彼女は『週刊プレイボーイ』(集英社)のインタビューでも「えれぴょんじゃなくて“えろぴょん”になるかも……」と語っていたように、妄想や現実逃避できる百合やBLも大好きなんだそう。男装やメイド喫茶にもハマっている彼女は、AKB48時代には妹キャラとして活躍していたが今はキャラの方向性に悩んでいると言う。まさか新しいキャラを模索し『桃色メロイック』のまさきのような“天然エロ妹キャラ”を研究中なのだろうか。いずれにしても、新しいえれぴょんを受け入れてくれるような、素敵なファンがつくことを願うばかりだ。