ダ・ヴィンチ読者が選んだ『大奥』人気キャラクターTOP5

マンガ

公開日:2012/10/20

 複数の賞を受賞し、国内外から高い評価を得ている、よしながふみの代表作『大奥』。奇病流行のため、男子の人口が激減した江戸・大奥が舞台の傑作コミックだ。2010年に実写映画化され、この10月からは続編にあたる連続ドラマがスタート、12月には第3弾として映画公開も控えている。

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『ダ・ヴィンチ』11月号では、そんな『大奥』の世界を徹底解析。読者を対象に好きなキャラクターアンケートを実施した。

【第1位】 徳川吉宗
圧倒的人気で第1位に。2010年公開の映画では、柴咲コウがこの役を演じた名君、武芸にも優れた暴れん坊女将軍だ。その聡明さから「なぜ将軍は男装で異国人と謁見するのか?」など国の体制に疑問を抱き、男女逆転大奥の謎と真実に迫る。

【第2位】 万里小路有功
現在放送中のドラマ『大奥 ~誕生~[有功・家光篇]』にて堺雅人が演じている美丈夫だ。有功は、初の女将軍となった家光の側室として彼女を深い愛で支え続ける。また、春日局のあとを継いで、大奥男衆の頂点に立つ「大奥総取締」となりその礎を築いた重要人物。

【第3位】 水野祐之進
映画では嵐の二宮和也が演じた。愛する幼馴染みと別れ大奥に上がり、吉宗の初めての相手「ご内証の方」に選ばれた男。

【第4位】 徳川家光
ドラマでは多部未華子が演じている。赤面疱瘡による家光の死を隠蔽するために、大奥総取締・春日局に江戸城へつれてこられた悲運のヒロイン。男装で家光を名乗らされ、世継ぎの男子出産をも強制されるもかなわず、ついには女子の姿で女将軍の誕生を宣言した、激動の人生を行き抜く姿が人気に。

【第5位】 加納久通
吉宗の幼なじみで、おだやかな風貌ながらキレ者。将軍だけでなく、彼女たちを支えるサブキャラたちも魅力的なのがこの作品の特徴だ。

 同誌ではドラマ・映画で一人二役を演じた堺雅人のインタビューや、よしながふみのロングインタビュー、糸井重里との対談など、同作や著者の魅力にせまる特集を組んでいる。

ダ・ヴィンチ11月号特集「よしながふみ 愛がなければ…」より)