『PRICELESS』出演者も大好き!? 食べられる野草

食・料理

2012/10/30

 木村拓哉主演のフジテレビ月9ドラマ『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』が10月22日からスタートした。会社の機密事項を漏らしたという身に覚えのない罪で勤めていた会社をクビにされてしまった木村演じる主人公・金田一二三男。さらに家も爆破され(!)携帯も川に落とし、所持金もほぼ0のドン底に突き落とされた彼が、貧乏生活をしながらお金のありがたみを知るといった内容だ。ドラマでは、そんな貧乏な彼が食事をするシーンもたびたび登場するのだが、食卓に並ぶごはんの友は、なんと「草」!

 初回放送後の『SMAP×SMAP』でも話題になった気になる草のお味だが、木村いわく「あれ結構うまいよ」と言うほどで、出演者同士で「ごはん何杯でもいける」と盛り上がっていた。香里奈に至っては、木村に「お前ガチで食ってんじゃねーよ」と怒られてしまう始末。『PRICELESS』出演者がこれほどまでに絶賛する草の味、試してみたくなった人も多いのでは?

 そんな人にオススメなのが、『うまい雑草、ヤバイ野草 日本人が食べてきた薬草・山菜・猛毒草 魅惑的な植物の見分け方から調理法まで』(森 昭彦/ソフトバンククリエイティブ)。ドラマで食べられているのは、おそらく「ギシギシ」という野草と思われるが、本書によると別名「オカジュンサイ」とも呼ばれるらしい。ギシギシは、ヌメリと歯ごたえがあり新芽は生でも食べられる。他にもおひたしや辛しマヨネーズをつけて食べるのもよいそうだ。ただし、カルシウムと結合して結石をつくるシュウ酸が多く含まれているので、食べすぎには注意が必要。キムタクも、もりもり食べていると危ないかも?

 また、馴染み深いタンポポやシロツメクサも、本書によると食べられるとのこと。葉や茎は油炒めにしても美味しく、シロツメクサの花は酢の物にピッタリなんだとか。一方、葉にトゲのあるアザミなどは見た目だけではとても食べられそうにないが、実はトゲを切り落とせば葉も食べられるという。根っこはごぼうと同じようにきんぴらにしたり、味噌漬けで食べても美味しいそう。食べられるのは、何も葉や茎だけではないのだ。

 さらに、和食もいいけど洋食や中華でも野草を食べてみたい! という人にオススメなのが『おいしく食べる山野草 おしゃれなレシピつき』(吉村 衞/主婦と生活社)だ。こちらはノビルのキッシュやギョウジャニンニクとチーズ入りミラノ風カツレツ、タラノメ入り酢豚といった一風変わったレシピを掲載。風味や食感が似ている野菜が書かれているので、その代用としていろいろチャレンジしてみるのもいいかもしれない。

 野草の旬は春頃に多く、秋から冬にかけてのこの時期に食べられるものは少ないが、ギシギシやナズナなどのこれから旬になってくるものや、ドクダミやカタバミのように1年中食べられるものもある。特に、秋はクコの実やヤマブドウといった実、あるいはオニユリのように根を食べる野草に注目してみるといいだろう。都会でも、意外と身近にある野草。見分け方と調理法さえ知っていれば、気軽に美味しい野草料理が楽しめそうだ。ただし、毒草による中毒事故も多いので、野草を採るときは必ず写真付きのガイドブックなどを持って行くように!