【最新号レポ】『ONE PIECE』なぜ福ロクジュ戦は耐久戦となったのか? その答えが明らかに/ジャンプ19号

マンガ

公開日:2022/4/17

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』19号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 大人気漫画『ONE PIECE』第1046話が、2022年4月11日(月)の『週刊少年ジャンプ』19号に掲載された。ワノ国の忍者・雷ぞうが見せた“とある忍法”に対し、「このために福ロクジュ戦を“忍ぶ戦い”に持ち込んだのか…!」「カッコよすぎるわ」などと反響が相次いだ。


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 鬼ヶ島の屋上でルフィとカイドウが接戦を繰り広げている頃、城内は戦火に包まれて大騒ぎとなっていた。火を消そうにも大量の水がなく、逃げようにも逃げ場がない状態。そんな窮地から脱するために、ひと肌脱いだのが雷ぞうとジンベエである。

 じつは以前象主(ズニーシャ)が水浴びをした際に、大量の水を巻物の中に保管していた雷ぞう。その水があればオロチお庭番衆隊長・福ロクジュとの炎我慢比べも有利に進められたはずなのだが、なぜか水を使わず耐久戦に持ち込んでいた。

 そして仲間たちが危険に晒されている今、雷ぞうは「炎などでこの討ち入りに挑んだ者達を死なせはしないっ!!!」と並々ならぬ思いで忍法・巻々の術“ゾウの水浴び”を発動する。同時に大量の水が現れると、ジンベエの魚人柔術によってその水が城内に広がり始めるのだった。

 そんな雷ぞうの活躍には読者たちも大興奮のようで、SNS上には「福ロクジュ戦も消そうと思えばできたのに、この時のためにあえて使わなかったんだな」「紛うことなき本日のMVPだろ」「雷ぞうがゾウにいた意味が最大限に活かされてて泣ける」などのコメントが続出。自分よりも皆の命を優先した雷ぞうは、赤鞘屈指の“漢”である…。

ONE PIECE
『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)