【最新号レポ】『ONE PIECE』「ヤバい、泣いた」読者の涙を誘った「ワノ国」の侍たちの覚悟/ジャンプ21・22合併特大号

マンガ

公開日:2022/5/2

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』21・22合併特大号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2022年4月25日(月)の『週刊少年ジャンプ』21・22合併特大号では、『ONE PIECE』第1047話が掲載された。ワノ国の侍たちの思いに対し、「誰かのために選択をする、侍たちの覚悟がカッコよすぎ!」と感銘を受ける人が続出したようだ。


advertisement

 太陽の神「ニカ」の力が覚醒したルフィは、そのデタラメな強さを持ってカイドウに立ち向かう。だがカイドウを追い詰めれば追い詰めるほど、危ぶまれるのが「鬼ヶ島」の崩壊。彼の力によって浮上している鬼ヶ島はすでに落ちかけており、島にはまだヒョウ五郎や数多くの侍たちが滞在していた。

 そんな中、ふとヒョウ五郎が「おいおめェら………!! どっちがいい…?」「麦わらの人がカイドウを討ち倒せば おれ達は落下して死ぬ…!!」「おれ達が生きのびるって事は… カイドウが勝つって事だ…!!!」とその場にいた侍たちに問いかける。すると彼らは「おれは『白舞』に子供がいるんだ」「おれァ 女房が『鈴後』にいる!!」「勝ってくれたらあいつら楽しく生きていける!!」と笑顔を浮かべながら語り出し、声を揃えてルフィを応援し始めたのだ。

 家族のために自身の運命を喜んで受け入れる侍たちの姿には、SNS上でも「子供や妻を残してしまう事を嘆くのではなく、楽しく生きられる未来を笑顔で思えるところはさすが侍…」「ヤバい、泣いた」などの反響が相次いだ。

 とはいえ物語終盤では、ルフィが鬼ヶ島を討ち抜く勢いの巨大な拳を振りかざす展開に。果たしてこの一撃は、ワノ国の人々を救う一撃になり得るのだろうか。

ONE PIECE
『ONE PIECE』102巻(尾田栄一郎/集英社)