ラノベに登場する最強の美少女スナイパーは誰!?

マンガ

更新日:2012/11/12

 普段はあまり目立たないが、大事なところで味方を援護したり、重要な役割を果たしてくれるスナイパー。そんな影の主役とも言えるスナイパーは、もちろんラノベにおいても活躍する。しかし、中には「こんな女の子がなぜ?」と思えるほど美しい容姿をしていたり、幼さの残る女の子もたくさんいる。では、ラノベに登場するスナイパーで最も美しく、最も強い美少女スナイパーはいったい誰なのだろうか?

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 まずは『ソードアート・オンライン』 (川原礫/アスキー・メディアワークス)の6巻に収録されているファントム・バレット編に登場するシノン。彼女はGGO(ガンゲイル・オンライン)というゲームをプレイしており、その中で行われるBoBと呼ばれる大会に出場する。ゲーム内とはいえ、そこで優勝候補の闇風を1発で仕留めるその腕前は、確かなもの。ゲームに使うアバターは水色の髪をした少女だが、現実世界ではメガネをかけたちょっと地味目の女子高生らしい。

 そして『僕の学校の暗殺部』(深見 真/エンターブレイン)には、今どきのかわいらしい女子高生スナイパー・魅杏が登場。ショートとセミロングの間ぐらいの長さで、藍色の髪を持つ彼女。自分のことを“みゃん”と呼ばせる彼女は、狙撃が「ちょーとくい」だと言うが、しゃべり方には「ゆーめー」のように、ひらがなでしゃべる幼さが残る。おまけに童顔なのだが、それとは対照的に「ゴムマリのような胸」と評されるほど抜群のプロポーションを誇っているのも高ポイントだろう。自分の銃はキラキラのシールやパーツでデコっており、さらに“でぃーくん”という名前までつけて可愛がっている。こんな彼女が数百メートル離れた場所からでも敵を狙い打つなんて、想像もできないだろう。そのギャップ度ではNo.1かもしれない。

 また、『氷風のクルッカ 雪の妖精と白い死神』(柳内たくみ/アルファポリス)には、大言壮語な少女・クルッカが。両親も祖父も猟師という家庭で育った彼女は、小さい頃から祖父に銃の扱い方を教えてもらい、男の子に混ざって訓練していた。その入れ込みようは、17歳になったときには自慢の長い白銀の髪をバッサリと切り、性別をごまかして軍隊に入ってしまうほど。おまけに、上司の無茶ぶりに応えて100m先にある白樺の枝を、肉眼で狙って1発で撃ち落としたおかげで、入隊してすぐに特殊部隊へ配属される。しかも、“雪の妖精”の2つ名を持つ彼女は、雪山で育ったためにスキーをしながらでも相手を狙い撃ちすることができるのだ。その技術はなかなか身につけられるものではないだろう。

 そして、『ブラック・ブレット』(神崎紫電/アスキー・メディアワークス)では、強化狙撃兵として改造されたティナ・スプラウトが出てくる。「黒い風(サイレントキラー)」の別名を持つ彼女は、体内にフクロウの因子を持っているのでわずかな光量を増大することができ、とても夜目がきく。さらに、1km以上離れた的でも百発百中で打ち抜くことができるのだ。また、自分の身長ほどもある対戦車ライフルを扱い、息つく間もなく照準を変えて連続で引き金を引き、あっという間に敵を全滅させたり、頭に埋め込まれたニューロチップで複数の銃を遠隔操作することも出来るのだ。日中はいつも眠そうな顔をしているようだが、プラチナブロンドの髪をなびかせて「お兄さん」などと呼びかけてくる美少女だから、メロメロになってしまうのも仕方ない。

 しかし、やはりなんといっても恐ろしいのは『緋弾のアリア』(赤松中学/メディアファクトリー)に登場するレキではないだろうか? 青い髪の美人だが、“ロボット・レキ”と言われるほど無口・無表情・無感情・無頓着な彼女。しかし、6.0という驚くべき視力のおかげでスコープなしでも相手を狙うことができ、しかも確実に相手を仕留められる射程距離はなんと2051m! これにはゴルゴもびっくりだろう。また、障害物などにわざと当てて跳弾したもので敵を狙う跳弾狙撃(エル・スナイプ)や、2つの障害物を経由して跳弾させる二重跳弾狙撃(エル・エル)など、まさしく人間離れしたロボットと言われるほどのトンデモ技を繰り出してくる。それに、銃の整備や銃弾の製造まで手がけてしまうほどのプロ意識を持っているのだ。もはや彼女に敵う相手はいないのでは?

 こんな彼女たちに狙われてしまったら、もう二度と逃れられないかもしれない。