故郷の島で偶然の再会…押さえていた想いが溢れて止まらないーーそんな濃厚BLにとろけてみませんか?

公開日:2016/8/16

 故郷の島の同級生×日光アレルギーの起業家が十数年ぶりに再会、あの時互いに押さえていた想いが溢れて止まらない…そんな幼なじみ同士の恋愛模様を描いた『日の当たらない場所 1』が8月17日(水)に発売!今回は作者のたつもとみおさんにインタビューを行いました。

日の当たらない場所 1

 

――新刊の紹介をお願いします!

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たつもとみおさん(以下、敬称略):島で育ったタイプの違う少年2人が、15年の歳月を経て再会する物語です。それぞれが長い間押し殺してきた想いが、
大人になってどう動いて変化していくかを楽しんで頂けたらと思います。

日の当たらない場所 1
日の当たらない場所 1

――メインカップルはどんな攻×受ですか?

たつもと:島で暮らす褐色で筋肉質な拓斗と、日光アレルギーのため色白で黒髪眼鏡の寛也です。

日の当たらない場所 1

――当て馬や重要な脇役は?

たつもと:寛也の同僚2人。また、父との確執も物語に絡んでくるので、それぞれの親キャラに気合を入れて描いてます。

――今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?

たつもと:2人の関係性と併せて、過疎化が進む離島での地域おこしの物語でもあるので、そこの配分やバランスにこだわりました。

日の当たらない場所 1
日の当たらない場所 1
日の当たらない場所 1
日の当たらない場所 1

――BL漫画を執筆されて面白いところ、萌えるところを教えてください。

たつもと:相手が同性であるからこその飾らなさとか、逆に自尊心がぶつかり合うみたいな所に萌えます。

――BLに限らず、影響を受けた作品はありますか?

たつもと:漫画は読者として大好きで、毎月、青年漫画から少女漫画まで沢山読みます。
でも子供の頃に読んだものは別格で、BLっぽい所で行くと、母の影響で読んだ竹宮先生のイズァローン伝説は今でも場面ごと思い出します。

――漫画を描くうえで一番好きな作業は何ですか?

たつもと:アナログでトーンをはみ出さずに切り取る作業以外は全部好きです。一番を選ぶなら僅差でネーム作業かなと。

――ダ・ヴィンチニュースユーザーに、読者にメッセージをどうぞ!

たつもと:昨年の夏、島に旅行に行った時に思いついたお話です。1年越しで形にできて嬉しいです。BL2作目、どうぞよろしくお願いします!


日の当たらない場所 1

著:たつもとみお 出版社:KADOKAWA

故郷の島を出て15年。ベンチャー企業を立ち上げた寛也の元に、一本の電話が入る。
それは、忘れたくても忘れられない、初恋の男の声だった。
押し殺していた二人の思いがぶつかりあうエロティックストーリー!


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