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「フランツ・カフカ」のレビュー・書評

眩しすぎる言葉にヘトヘト…。偉人の「絶望名言」こそ背中を押してくれる

眩しすぎる言葉にヘトヘト…。偉人の「絶望名言」こそ背中を押してくれる

NHKラジオの長寿番組「ラジオ深夜便」の中に、月イチで40分ほど放送している「絶望名言」というコーナーがある。カフカやドストエフスキー、太宰治など文豪たちの残した、絶望がただよいつつも不思議と勇気づけられるような言葉を紹介する内容だ。 コーナー…

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小6の娘がカフカの『変身』を読書感想文に選んだ理由は? 母は20年ぶりに読んで…

小6の娘がカフカの『変身』を読書感想文に選んだ理由は? 母は20年ぶりに読んで…

夏の読書感想文の定番の1冊と言えば、カフカの『変身』である。何と言ってもそのページ数の少なさが、本を読むのが嫌いな中高生にもハードルを低くしているのは周知の事実なわけだが(カミュの『異邦人』も同様)、我が家においても、小6の娘が今夏の読書感…

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なにがなんだか分かんないことの豪壮な面白さを伝える不条理小説

なにがなんだか分かんないことの豪壮な面白さを伝える不条理小説

銀行に勤めるヨーゼフ・Kはある朝目覚めると、侵入してきた男二人にいきなり逮捕される。だが逮捕状もなければ、罪名も分からない。身柄は拘束されず自由にしていていいのだが、裁判所に出頭してさえなにもはっきりせず、依頼した弁護士の活動が進んでいるの…

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