有川浩×ほしのゆみ、小説とエッセイどちらが難しい?
『ダ・ヴィンチ』5月号(メディアファクトリー)
ドラマ『空飛ぶ広報室』の放送がスタートした。原作は小説家・有川浩の同名小説。彼女の作品は過去にも『阪急電車』『フリーター、家を買う。』が実写化され、この春、ドラマに続いて『図書館戦争』『県庁おもてなし課』が実写映画化される。『ダ・ヴィンチ』5月号ではそんな大注目作家・有川浩を大特集。あらゆる「面白い!」にアンテナを張り巡らせる有川と、ブレイク前から注目していたというマンガ家・ほしのゆみ(『奥さまはマリナーゼ』)の対談も掲載。互いに愛読者同士という相思相愛の二人が初めて対面し、ものづくりのマインドを語りあった。
【有川】 ゆみぞうさん(注/ほしのゆみの愛称)の本って、何度も読めるんですよ。細かい小ネタがいっぱい詰まっているから、いつも新しい発見がある。あと、ここでこうきて、次こうくるぞという内容はわかってるんだけど、わかっていながら「型」を楽しむみたいな感覚もありますね。私、向田邦子さんのエッセイを何十回も読んでるんですけど、それと同じ感覚かもしれない。
【ほしの】 は~……もう……わー!(笑) ありがと…