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まつもとあつし

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まつもとあつし

プロフィール

最終更新 : 2020-02-06

研究者(敬和学園大学人文学部准教授/法政大学社会学部/専修大学ネットワーク情報学部講師)フリージャーナリスト・コンテンツプロデューサー。電子書籍やアニメなどデジタルコンテンツの動向に詳しい。

「まつもとあつし」のおすすめ記事・レビュー

「新型コロナ」が変える、本・書店・図書館の姿とは?

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ジャーナリスト・まつもとあつし氏が、出版業界に転がるさまざまな問題、注目のニュースを深堀りする連載企画!

高まる「物語」の需要 無料からの転換へ

 新型コロナ感染が拡大し続けている。首都のロックダウンという未曾有の事態も想定されるなか、社会的距離を保ちつつ(ソーシャル・ディスタンシング)いかに、私たちの生活を維持していくか、誰もが悩み、苦しい状態におかれている。

 現実逃避、癒やし、あるいは現状打破する解決策を求めて、人々は物語を求めている。自宅に留まることを要請される今、おいそれとは書店や図書館に足を運べず、(まだデータは上がっていないが)必然的に電子書籍の需要が高まっているはずだ。

 そんな中、前回紹介したように出版各社は電子書籍や雑誌を無料とする取り組みを相次いでスタートさせている。一斉休校という状況で、暇をもてあます人たちを支援しよう動きは拡がりを見せた。ただ「4月中~連休明けまで」という期限を設けているところがほとんどで、感染拡大が長期化する中、一時的な「支援策」ではなく事業としてこれにどう向き合うかという課題が明らかになり、より本格的な対応…

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新型コロナ問題は「電子書籍」の可能性を拓く――世界で無料公開の動き

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ジャーナリスト・まつもとあつし氏が、出版業界に転がるさまざまな問題、注目のニュースを深堀りする連載企画です!

 日本でもコロナ感染の拡がりが懸念される中、電子書籍の世界で無料公開の動きが出ている。東日本大震災の際も『週刊少年ジャンプ』の電子版が無料公開され注目を集めたが、「全国一斉休校」や「図書館の閉鎖」という思いがけない事態に、電子書籍の可能性に再び光があたることになりそうだ。

 東日本大震災では、津波の直接の被害を受けた東北地方だけでなく、放射能への懸念や計画停電など関東にまで影響が拡がった。社会に暗い空気が漂い、消費活動を控える中、本や雑誌が提供する娯楽や物語に気持ちが救われたという人も少なくない。

 今回は影響が全国に及んでいる。しかも1ヶ月以上という長期にわたってほとんどの学校が休業するという異常事態。ニュースでは自宅でテレワークを行う親が、子どもの勉強を見てやる様子が報じられているが、夏休みのように沢山の宿題が与えられているわけではない中で、この突然の長い休みをどう過ごさせれば良いのか悩んでいる人も多いはずだ。「ちょっと目を離すとすぐYo…

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電子書籍で読書感想文はNG? 理由はもっともらしいけれど……

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ジャーナリスト・まつもとあつし氏が、出版業界に転がるさまざまな問題、注目のニュースを深堀りする連載企画です!

■Twitterが騒然「電子書籍だと応募できない」

うぉおぉ( ;ᾥ;)本当に読書感想文コンクールの公式サイトで『電子書籍は本を読んだことになりません』て言い切ってるマジか嘘でしょいつの時代のコンクールなのよ… pic.twitter.com/AxErUort0l— 黒口リ子様(𝔅𝔩𝔞𝔠𝔨 𝔏𝔬𝔩𝔦𝔱𝔞🥀) (@_Black_Lolita_) August 20, 2019

 夏休みも最終盤、宿題に追われる小中高生も多いはず。そんな中、Twitter(の一部)が騒然となる出来事が起こった。電子書籍では読書感想文コンクールに応募できない、と公式サイトに明記されていたことが指摘されたからだ。

 この注意書きを示しているのは、「青少年読書感想文全国コンクール」。公益財団法人 全国学校図書館協議会と毎日新聞が主催し、内閣府と文部科学省が後援する日本を代表する大規模なコンクールの公式サイトだ。

 Twitter上では「なぜ?」という批判が相…

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電子書店の閉店と統合のインパクト――Microsoftストアとebookjapanが示したもの

電子書店の閉店と統合のインパクト――Microsoftストアとebookjapanが示したもの

ジャーナリスト・まつもとあつし氏が、出版業界に転がるさまざまな問題、注目のニュースを深堀りする連載企画です!

■Microsoftでさえ電子書籍事業は難しかった  先月、また電子書籍を販売するストア(電子書店)の終了が発表された。それが中小事業者のストアではなく、あのMicrosoftだということでショックを受けた関係者も少なくなかった。

 AppleやGoogleに対してMicrosoftのアプリビジネスはあまり成功していない。電子書店も同様で、Apple BooksやGoogle Booksに対して、Microsoftストアで本を買ったという人は筆者の周りでもほとんどいなかったというのが実情だった。本を閲覧するビューワーとして、こちらもシェアが高いとは言えないブラウザ「Edge」の利用が前提となっていたのも、利用が進まなかった背景にはあると言えそうだ。

(デスクトップと携帯電話向けインターネット ウェブブラウザ - Edge – Microsoft より)

「ブラウザで本を読む」と言われてもピンと来ない読者も多いはずだ。しかし現在主流となっている…

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注目の「折り畳みスマホ」は、電子書籍市場を拡げるのか?

注目の「折り畳みスマホ」は、電子書籍市場を拡げるのか?

ジャーナリスト・まつもとあつし氏が、出版業界に転がるさまざまな問題、注目のニュースを深堀りする連載企画です!

■注目をあつめた折り畳み端末

 スペイン・バルセロナで2月にMWCが開催された。モバイル機器を中心とした世界的な展示会で今回注目をあつめたのが「折り畳みスマホ」だ。国内メディアもこぞって報じたのでテレビ等で見た、という人も多いはず。

原宿にあるGalaxy Studio Tokyoにて。MWC後「世界でここだけの展示」だというが、ガラスケースに収められ、まだ手に取って操作することはできない

 MWCで折り畳みスマホを展示したのは、韓国のサムスンと中国のHUAWEI。いずれも端末を真ん中で畳める点は共通しているが、画面サイズが異なり、折りたたんだ際、画面が内側に来るのか、外側になるのかが異なっている。

製品名 折り畳み方式 画面サイズ(展開時)

HUAWEI「Mate X」 外折り(畳むと画面が内側) 8インチ

SAMSUNG「Galaxy Fold」 内折り(畳むと画面が外側) 7.3インチ

※「Galaxy Fold」は折り畳み時も外側にサ…

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結局「電子書籍ブーム」とは何だったのか?「でんしょのはなし」から考える

結局「電子書籍ブーム」とは何だったのか?「でんしょのはなし」から考える

『でんしょのはなし』(鈴木みそ/マイクロマガジン社)

「かぶってるなー(汗)

本書を読んだ後の正直な第一印象はこれだ。筆者は2011年のいわゆる電子書籍元年から、この分野を追いかけていて、本書で取り上げられているサービスや運営者に話を聞いてきた(※)。そこには『でんしょのはなし』(鈴木みそ/マイクロマガジン社)で登場するものも含まれている。

●Jコミ(現「絶版マンガ図書館」)(赤松健氏) ●講談社 Dモーニング ●アマゾンジャパン Kindle/KDP(友田雄介氏) ●コルク(佐渡島庸平氏) ●ピースオブケイク cakes/note(加藤貞顕氏) ●マンガボックス(樹林伸氏)

もちろん『でんしょのはなし』の著者・鈴木みそ先生にも話を聞いている。

だが、鈴木みそ氏がマンガ家であること、マンガで取材内容が紹介されることの分かり易さは随一だ。深い話では僕も負けていないつもりだが、この分かり易さには絶対に敵わないなと素直に思う。学生に「電子書籍について勉強したい」と聞かれれば、まずこの本を勧めることになるだろう。1時間くらいで、電子書籍の何が凄くて、「何が凄くない…

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【第17回】マンガとアニメの海賊版は駆逐できるのか?――MAGの取り組みを聞く

【第17回】マンガとアニメの海賊版は駆逐できるのか?――MAGの取り組みを聞く

 海外でも人気が高まる日本のマンガやアニメ。ところが、日本にいるとなかなか実感が持ちにくいのですが、海外ではその海賊版が多く出回っています。その背景には、海外ではなかなか正規品が手に入らない、という実態も。海賊版の問題点や、その対策を行っているMAG(マンガ・アニメ・ガーディアンズ)という取り組みについて、本取り組みを担当する、経済産業省メディア・コンテンツ課の中井健太さんと、MAGの事務局を務めるコンテンツ海外流通促進機構(CODA)の常務理事・永野行雄さんにお話しを聞きました。

――日本にいるとあまり実感がわかないという人も多いと思います。マンガ・アニメの海賊版の被害額はどのくらいなのでしょうか?

中井文化庁の平成24年度調査では、中国主要都市での日本コンテンツの被害額は年間約5,600億円、経済産業省の平成25年度調査での米国におけるマンガ・アニメのオンライン海賊版の被害額は2兆円と推計(※1)されています。

――その海賊版の被害に対してMAGは具体的にどのような取り組みを?

永野1年前に、経済産業省の呼びかけに賛同したマンガを扱う出版社と、アニ…

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【第14回】ダ・ヴィンチニュースの中の人と話す 電子書籍界隈の現状と今後について

【第14回】ダ・ヴィンチニュースの中の人と話す 電子書籍界隈の現状と今後について

 KindleやKoboがまだ日本に存在していなかったこの連載が始まった頃に比べると、随分と身近なものになった電子書籍。タイトル数も増えている一方で、まだその使い方や制約などに戸惑いを覚える人も少なくありません。今回は、ダ・ヴィンチニュース(旧・電子ナビ)を編集長として支え続けてきた中の人と、読者アンケートも振り返りながら、電子書籍のこれまでと今後を考えました。

ま…まつもとあつしご…後藤久志(株式会社KADOKAWA メディアファクトリーBC デジタルマーケティング部部長、前ダ・ヴィンチニュース編集長)

アンケートの概要 「電子書籍に関するアンケート」 対象:286名(電子書籍を利用経験あり、20代以上、日本在住の男女) 調査方法:インターネット調査

普及が進む電子書籍、「文字モノ」が存在感

あなたの電子書籍のご利用状況について該当するものをお選びください。

ま:「電子書籍元年」などと言われた2011年以降から電子書籍を利用し始めた人が全体の過半数を占めるに至りましたね。

ご:まつもとさんの連載が始まったのがその年の9月でしたね。当時はKindleも日本…

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ISBN
9784048863322
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ISBN
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ISBN
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コグレマサト
まつもとあつし
出版社
マイナビ
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2012-11-27
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作家
コグレマサト
まつもとあつし
出版社
マイナビ
発売日
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コンテンツビジネス・デジタルシフト―映像の新しい消費形態

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まつもとあつし
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2012-05-10
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9784757122918
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