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「みうらじゅん」のレビュー・書評

「死ぬまで捨てるもんか!」尿瓶、変な掛け軸…みうらじゅんの『マイ遺品セレクション』

「死ぬまで捨てるもんか!」尿瓶、変な掛け軸…みうらじゅんの『マイ遺品セレクション』

『マイ遺品セレクション』(みうらじゅん/文藝春秋)  みうらじゅんといえば、「ゆるキャラ」という言葉・概念の生みの親。その楽しみ方を世に広め、日本の一大文化にまでしてしまった人物だ。  しかし、彼が収集し続けているモノをまとめた新著『マイ遺品セレクション』(文藝春秋)を読むと、世間にまでブームが広まったものはごく僅かだと分かる。同書で紹介されている収集物は56に及ぶが、ゆるキャラ以外は「みうらじゅんさん以外、まだ誰も価値を見出してないんじゃ……」という…

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ボブ・ディランのあの伝説本が、フジロック前に日本上陸!

ボブ・ディランのあの伝説本が、フジロック前に日本上陸!

『ノー・ディレクション・ホーム ボブ・ディランの日々と音楽』(ロバート・シェルトン:著 樋口武志、田元明日菜、川野太郎:訳/ポプラ社)  2016年、ノーベル文学賞を受賞して世界を驚かせたボブ・ディラン。アカデミーの公式発表によれば、受賞理由はディランが「アメリカの歌の伝統にのっとって、新しい詩の表現を創造した口語で表現する偉大なる“詩人”」であること。とはいえ文豪や大著を持つ作家ではなく、自作自演する「音楽家」にノーベル文学賞が贈られたことは前代未聞の大事…

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「単1先輩はもう引退!」 みうらじゅん×いとうせいこうの雑談に思わずクスリ

「単1先輩はもう引退!」 みうらじゅん×いとうせいこうの雑談に思わずクスリ

『雑談藝』(いとうせいこう・みうらじゅん/文藝春秋) 「雑談」がブームだ。書店では、ビジネスパーソン向けのコーナーに「雑談」関連の書籍が数多く並んでいる。契約や折衝、プレゼンなどを始める前に適度な「雑談」で相手との距離を縮め、ビジネスの成果に反映させようというものが多いようだ。 『雑談藝』(いとうせいこう・みうらじゅん/文藝春秋)は、文化放送の「いとうせいこう×みうらじゅんザツダン!」というラジオ番組(2016年1月~2017年5月オンエア)と2016…

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金玉工場は今日もフル稼働! みうらじゅんのエロとセンスが溢れるエッセイ集

金玉工場は今日もフル稼働! みうらじゅんのエロとセンスが溢れるエッセイ集

『されど人生エロエロ(文春文庫)』(みうらじゅん/文藝春秋)  みうらじゅんの芸術的センスにはいつも感服だ。僕はみうらじゅんが大好きだ。そして、みうらじゅんのことが好きな女の子は総じて魅力的でエロの深みがあるものだと勝手に思い込んでいる。その昔、みうらじゅんとコンバースがコラボした超イケてるスニーカーを彼女にプレゼントしようと思ったのに、品切れで悲しんだこともある。その彼女とは、一緒にアウトドア般若心経(みうらじゅんが考案したアートなあそび)をしたり、あんな…

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「ほんとう」のわたしが分からない青春の彷徨を描いた切ない物語

「ほんとう」のわたしが分からない青春の彷徨を描いた切ない物語

 一頃、「自分探し」という言葉が、吹き荒れる紅蓮の炎のように列島に渦巻いていた。道を行けば角ごとに自分を探している人がいた。『わたしを見かけませんでしたか?』(ハヤカワepi文庫)という本が出たのもその頃だったか。あるいは会社を辞め、あるいは大学をドロップアウトし、大工に弟子入りしたり、果樹園に働きに出たり、なんだかよく分からないが、インドをほっつき歩いたりしたんである。  そうやって安定した環境を抜け出し、過酷な肉体労働に身を置き、強烈なカルチャーショックを飛…

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ふなっしーの秘密がわかる1冊。じわじわくる写真もいっぱいなっしーー!!

ふなっしーの秘密がわかる1冊。じわじわくる写真もいっぱいなっしーー!!

私の友達にひとり、ふなっしーの大ファンがいます。彼女は、先日行われたふなっしーのDVD発売イベントに行ったらしく、その時撮った動画を嬉しそうに見せてくれました。 DVD? イベント? てか行ったの?? そんなツッコミはあえてせず、見せてもらった動画には、ふなっしーの登場を今か今かと待つ人、人、人!! ショッピングモールの上の階までふなっしーを待つ人、人、人ーーー! すげーーー!! ふなしーの人気と集客力を侮っていました。 千葉県船橋市の非公式キャラク…

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ゆるキャラや様々なブームの発信源・みうらじゅん的ポジティブな生き方

ゆるキャラや様々なブームの発信源・みうらじゅん的ポジティブな生き方

マンガ家としてデビューしたみうらじゅんさん。今はそれ以外のことが脚光を浴び、もはや何をしている人か分からない。そんな立ち位置にも関わらず、常に何かを発信して人々を魅了し固定ファンも数多くいる。そんな独特な個性はいったいどこから来るのだろう? 仏像好きから仏教にも詳しいみうらさん。駐車場などにある看板の「空アリ」という言葉を、“あきあり”ではなく、“くうあり”と読むことで、空―あらゆる事物は固定的な実体性を持っていない―のに、それがあるとはなんぞや? と問いかける…

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胸を張って宣言します! 「ボク宝に指定します」。そんな大切なもの持ってますか?

胸を張って宣言します! 「ボク宝に指定します」。そんな大切なもの持ってますか?

「ボク宝」とは、ボクの宝物。子供の頃、誰しも「宝物」を持っていた。大人から見ればガラクタばっかりなんだけど、自分ではとても大切な物。でも、その宝物もだんだん色あせて、いつの間にか無くなっていたりする。しかし、みうらじゅん氏は違う! キレイな言い方をすれば、興味が尽きない、子ども心を忘れないという感じだが、それともちょっと違う。 まぁ理解はできないから「ボク宝」なんですが、おもいっきり個人的なみうらじゅん氏が「ボク宝に決定!」としたモノ・人・マイブームなど70…

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