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阿部サダヲ

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
あべ・さだを

ジャンル

プロフィール

最終更新 : 2022-05-13

1970年千葉県生まれ。92年より「大人計画」に参加。舞台、ドラマ、映画と活躍。95年、宮藤官九郎らと「グループ魂」を結成。出演作に、映画『なくもんか』『寄生獣』『奇跡のリンゴ』『謝罪の王様』『ジヌよさらば~かむろば村へ〜』など。

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阿部サダヲさんが選んだ1冊は?「旅行誌を手に、どこに行こうか考える。それも旅の醍醐味の一つですよね」

阿部サダヲさんが選んだ1冊は?「旅行誌を手に、どこに行こうか考える。それも旅の醍醐味の一つですよね」

 毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、阿部サダヲさん。 (取材・文=倉田モトキ)

「昨年末まで川平慈英さんと舞台をしていまして。旅行に行くのにいいところはないかと尋ねたら、『竹富島です!』と即答されたんです。それで、どんなところなのか調べたくて、『ことりっぷ』を買いました」  もともと旅行が大好きだという阿部サダヲさん。コロナ禍が落ち着いたら行こうとずっと夢見ていたそうで、その計画はまだ果たせずにいる。 「“行ってないのかよ!“って怒られそうですね(笑)。でも、ページをパラパラめくるだけで気持ちが明るくなる。“どこに行こう“って考える時間も旅の醍醐味の一つですよね」  いつも旅先での計画は立てない。でも、地理や基本的な情報は頭に入れたくて旅行誌を買うのだそうだ。ネットではなく書籍にこだわるのは持ち歩く楽しさがあるから。 「サイズが小さめだし、旅先で手にしていてもあまり恥ずかしくないシンプルなデザインがいいんですよね。これまで旅行に行った場所の『…

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蒼井優と阿部サダヲが最低男女役に! 沼田まほかる『彼女がその名を知らない鳥たち』実写化決定に期待の声

蒼井優と阿部サダヲが最低男女役に! 沼田まほかる『彼女がその名を知らない鳥たち』実写化決定に期待の声

『彼女がその名を知らない鳥たち』 (沼田まほかる/幻冬舎)

 沼田まほかるによる小説『彼女がその名を知らない鳥たち』が、2017年秋に蒼井優と阿部サダヲのダブル主演で映画化されることが明らかになった。登場人物が最低過ぎると話題の同作の映画化とあり、「ここまでのクズをこの2人が演じるとか興味深い!」と期待の声が上がっている。

 物語は、八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子が、今は15歳上の男・陣治と暮らしているという設定からスタート。卑屈で不潔な陣治を軽蔑しながらも経済面では依存し、自分では働かず、さらにかつての恋人に似た男との情事に溺れる自分勝手な女性・十和子を演じるのは蒼井。そして下品で貧相な男・陣治を阿部が演じる。

 蒼井は十和子について、自分に対して諦めができず、だからと言って何か行動をおこすこともできない「甘ったれた女性」と分析し、「共感は全くできない役だったけれど、ご覧になる方に自ら嫌われる勇気をどこまで持てるのか、試したいと思いました」と意気込みをコメント。また阿部は陣治を演じるために、汚い食べ方や、痰が絡んだ咳をするなど、汚い男…

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阿部サダヲ「十三郎の家族の物語が好きでした」

阿部サダヲ「十三郎の家族の物語が好きでした」

毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、5月14日公開の映画『殿、利息でござる!』で主演した阿部サダヲさん。フィギュアスケートの羽生結弦選手も仙台藩のお殿様役で出演した痛快時代劇の見どころを訊いた。

「羽生くん、凄かったですよ。堂々として、あんなにすらすらせりふ言えるんだって、びっくりしました」

 ビンボー庶民が小銭をかきあつめ、大名に金を貸し、その利息で一発逆転を狙うこの映画で、羽生くん演じる殿様との対面は、クライマックスの重要な場面でもある。 「フィギュアでも、とめないといくらでも練習しちゃって、練習しすぎちゃうらしいんです。撮影現場でも“もう1回やらせてください”って自分から言ってて、そういうのもカッコよかった。挨拶がまたうまいんですよ。撮影は一日で終わっちゃったけど、何カ月か一緒に過ごしてたくらいの内容で、おかげで僕、きたろうさんに“お前もああいうこと言えよ、ちゃんと”って言われました(笑)」

 ベストセラー『武士の家計簿』で知られる磯田道史の原…

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『寄生獣』ジャパンプレミアに5組10名様をご招待!

『寄生獣』ジャパンプレミアに5組10名様をご招待!

 2014年10月23日(木)から31日(金)までの9日間、六本木ヒルズ、TOHOシネマズ 日本橋など都内劇場・ホールで開催される第27回東京国際映画祭。そのフィナーレを飾るクロージング作品に、山崎貴監督の『寄生獣』が選ばれました。

 世界最速上映となる、このジャパンプレミアに5組10名様をご招待いたします! リンク先の応募フォームよりご応募ください。締め切りは2014年10月15日(水)です。

⇒『寄生獣』ジャパンプレミア5組10名様ご招待

<ジャパンプレミア概要> ・第27回東京国際映画祭 クロージング作品 『寄生獣』 ・上映会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ ・上映日時:2014年10月30日(木) 開場:19:25 開演:19:45

<映画『寄生獣』概要>  世界に「マンガ」を知らしめた伝説の大傑作(マスターピース)、ついに映画化! 日本マンガの金字塔にして世界中に熱狂的ファンを持つ「寄生獣」(岩明均/講談社)の実写映画化に、日本映画界最高峰のスタッフ&キャストが集結!

・監督、VFX:山崎貴 ・キャスト:染谷将太、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛…

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ムーもビックリ! 『奇跡のリンゴ』木村さんは宇宙人に遭ったことがある!?

ムーもビックリ! 『奇跡のリンゴ』木村さんは宇宙人に遭ったことがある!?

『すべては宇宙の采配』(木村秋則/東邦出版)

 6月8日に公開された、阿部サダヲ・菅野美穂主演『奇跡のリンゴ』。リンゴ農家、木村秋則の半生をもとにした作品で、フィレンツェ映画祭で観客賞を受賞したりと、多くの話題と人気を集めている。

 じつは、この木村さん、かのオカルト情報誌『ムー』(学研)もビックリのオカルト体験をしているらしい、といえば、あなたは信じるだろうか。そんな木村さんの不可思議な体験談が満載の本、『すべては宇宙の采配』(木村秋則/東邦出版)の新装版が5月に発売された。そこで今回は、そのなかから、驚愕オカルトエピソードの数々をご紹介しよう。

 まずは『奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録』(石川拓治:著、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班:監修/幻冬舎)でも語られていた、宇宙人と遭遇したというエピソードから。いきなりのぶっ飛びっぷりに、「マジか!?」という声がきこえてきそうだが、どうやらこれがマジらしいのだ。『すべては宇宙の采配』ではその詳細が書かれている。

 木村さんが35歳になろうかというころ。無農薬でのリンゴ…

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女を堕落させる現代の“太宰系男子”は誰?

女を堕落させる現代の“太宰系男子”は誰?

 松たか子と阿部サダヲが結婚詐欺を共謀する夫婦役を演じ、話題となっている映画『夢売るふたり』。その監督をつとめた西川美和と、『ひらいて』(新潮社)を刊行したばかりの綿矢りさが、現在発売中の『新潮』(新潮社)10月号で“女を堕落させる男”について語っている。

 ときに冷徹に感じるほど緻密に人間を描写することで定評のある2人。西川は綿矢作品でも『亜美ちゃんは美人』(『かわいそうだね?』(文藝春秋)所収)を、「まさにこの人生を送った本人が書いているんじゃないか」と思うほどにハマった様子。とくに、この小説に登場する主人公の婚約者の男性が面白かったと感想を伝えている。

 この男性というのは、綿矢の解説を引用すると「ラッパーみたいな格好して、やたらとスピリチュアルなことを言う、ちょっとおかしな男の人(笑)」。西川に「こういう人が、知り合いにいるんですか」と尋ねられると、「いや、ほしいけどいなくて(笑)。でも最近、男女問わずスピリチュアルなことを言う人、多くないですか? 窪塚洋介さんみたいな人って、昔は珍しかったけれど、今はわりと普通にいて、しかも、そういう人たち…

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阿部サダヲ、車中泊仕様にしたのに、家族が気乗りせず

阿部サダヲ、車中泊仕様にしたのに、家族が気乗りせず

 仕事を失い、妻にも去られ、すべてを失くした男が南の島にやってくる。映画『ぱいかじ南海作戦』で演じた佐々木について、阿部サダヲは「最初に台本読んだ時は、なんだこいつって思ったんですよね」と語る。 「東京から来たカメラマンで、ちょっと気取ってる感じで。そいつが南の島に来て、どんどん変わっていく。それが面白いし、人が変化していく姿を見せられたらいいなって。逆にいうと、殻かぶってた人なんでしょうね、きっと。カッコつけて、現実の自分より上に見せようとしていたのが、かえってどんどん滑稽になっていく」  タイトルにある「ぱいかじ」は沖縄の方言で「南から吹く風」という意味。西表島(いりおもてじま)で1カ月におよぶロケを敢行した。 「監督も穏やかな人だから、スケジュール的にものすごく余裕があるわけでもないのに、ゆったり撮れてる感じがして、現場がすっごく楽しかったんですよ。実際にゆるやかな風が吹いてるみたいでした。カエルなのかな。ずっとコッコッコッコッて鳴いてて、その音がまたすごくいいんです。一日だけオフがあったんで、車でずーっと走って、海でぼーっとして。ただ、佐…

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阿部サダヲ「人が考えたせりふを言うのって、違う人になれた感じがして、なんかいいんですよね」

阿部サダヲ「人が考えたせりふを言うのって、違う人になれた感じがして、なんかいいんですよね」

毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、すべてを失った男のサバイバル・ムービー『ぱいかじ南海作戦』に出演している阿部サダヲさん。リストラされ、妻にも去られて、気分転換に南の島にやってきたのに、浜辺のキャンプ生活で妙にいきいきしちゃう男・佐々木を好演している。

「アウトドアには憧れますけど、 ここまでのことはちょっとできない(笑)。 佐々木は、最初の頃、 浜辺で漁に使う網の中で寝てますからね」

思ってもみなかった環境で、それまで開けたことのないフタを開けてしまったんだろうか。佐々木はどんどん自由になっていく。阿部さんも思いがけないフタが開いてしまったことってありますか?

「どうだろう……現場なのかな、やっぱり。 開けていい場所ですからね、あそこはね。 開けなかったら、お芝居できないですから」

そう語る阿部さんは舞台とは全然違う控えめな佇まいで語る。スイッチがオンになるとキレキレになるギャップがまたとても魅力的だ。

「人が考えたせりふを言ってるって、 なんか、いい…

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出版社
太田出版
発売日
2012-06-09
ISBN
9784778313296
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