「これは涙なしには見られないエピソード」東野圭吾『祈りの幕が下りる時 』映画化で“新参者”シリーズ完結

『祈りの幕が下りる時』(東野圭吾/講談社)
人気ミステリー作家・東野圭吾の“加賀恭一郎シリーズ”『祈りの幕が下りる時』が2018年に映画化されることが分かった。この決定にファンからは「映像化しないのかな? と思ってたから嬉しい!」「前作も大ヒットしたんだし納得!」と期待を寄せる声が上がっている。
同シリーズは『新参者』が2010年に阿部寛主演でドラマ化されたのをきっかけに、2011年に『赤い指』がスペシャルドラマ化、『麒麟の翼』が2012年に劇場作品に、2014年には再びスペシャルドラマとして『眠りの森』を続けて映像化。主演の阿部をはじめ主要キャストがシリーズを通して同一の役を演じ、「麒麟の翼 劇場版・新参者」は累計興行収入16億8000万円の大ヒットを記録した。
今回の映画化で監督を務めるのは、映画「私は貝になりたい」やドラマ「華麗なる一族」「半沢直樹」「下町ロケット」で濃厚な人間ドラマを演出してきた福澤克雄。キャストには阿部はもちろん、溝端淳平や田中麗奈、山崎努(※崎は正しくは「たちさき」)が前作から続投し、ストーリーの重要人物となる浅居博美…