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「阿部智里」のレビュー・書評

大人気ファンタジー小説「八咫烏」シリーズの第2作が2024年4月にアニメ化! これから「八咫烏」に触れる初心者に向け、シリーズの魅力を解説

大人気ファンタジー小説「八咫烏」シリーズの第2作が2024年4月にアニメ化! これから「八咫烏」に触れる初心者に向け、シリーズの魅力を解説

シリーズ第1作の『烏に単は似合わない』(文藝春秋)刊行から12年、累計発行部数200万部を突破した阿部智里氏のファンタジー小説「八咫烏(やたがらす)」シリーズが、この4月にNHKでついにアニメ化される。アニメになるのは第2作の『烏は主を選ばない』。な…

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村山由佳、有栖川有栖ら7人が描く「猫」小説アンソロジー。種族の異なる生きもの同士の交流を描いた物語

村山由佳、有栖川有栖ら7人が描く「猫」小説アンソロジー。種族の異なる生きもの同士の交流を描いた物語

現在私は、山奥の古い一軒家を借りて暮らしている。聞こえるのは鳥と虫の声のみ。だが、そこに時々「にゃあ」という声が混じる。そう、猫である。この家に越してきて間もない頃から、黒と白のハチワレ猫が連日我が家を訪れるようになった。警戒心が強い子な…

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累計180万部突破! 阿部智里「八咫烏」シリーズ最新『烏の緑羽』を読み解く!

累計180万部突破! 阿部智里「八咫烏」シリーズ最新『烏の緑羽』を読み解く!

〈山内(やまうち)〉と呼ばれる異界を舞台に、人間の姿に変化する八咫烏の一族の隆盛を描き出す、累計180万部突破の小説「八咫烏」シリーズ(阿部智里/文藝春秋)。第二部第三巻となる『烏の緑羽』は、ちょっと趣が違う。これまでは、おおよそ、山内の統治…

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この衝撃的な展開を想像できるだろうか? 阿部智里「八咫烏」シリーズ第2部の2巻『追憶の烏』で山内の“その後”が明らかに

この衝撃的な展開を想像できるだろうか? 阿部智里「八咫烏」シリーズ第2部の2巻『追憶の烏』で山内の“その後”が明らかに

累計170万部を突破した阿部智里の小説・八咫烏シリーズ。山神によって開かれた〈山内(やまうち)〉と呼ばれる異界を舞台に、人間の姿に変化する八咫烏の一族を描き出すファンタジー小説だが、次の金烏(山内の統治者)となる「日嗣の御子」の正妃の座をめぐ…

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本当の物語はここから始まる……? 八咫烏シリーズ3年ぶりの新作にして第二部開幕を告げる『楽園の烏』

本当の物語はここから始まる……? 八咫烏シリーズ3年ぶりの新作にして第二部開幕を告げる『楽園の烏』

阿部智里「八咫烏」シリーズ、3年ぶりの新作であり、第二部の開幕である。『楽園の烏』(文藝春秋)は、だがしかし、ファンタジー色などかけらも感じさせない、民法における失踪宣告の記述と、“一介のタバコ屋のオッサン”が予期せぬ遺産を相続するところから…

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累計130万部突破のファンタジー「八咫烏」シリーズ、人気の秘密とは? 全6巻が文庫化!

累計130万部突破のファンタジー「八咫烏」シリーズ、人気の秘密とは? 全6巻が文庫化!

ついに累計130万部を突破した阿部智里の「八咫烏」シリーズ。山神によって創られた〈山内(やまうち)〉と呼ばれる異界を舞台に、人間の姿に変化する八咫烏の一族を描き出すファンタジー小説だ。一族を統治する“金烏(きんう)”――宗家の長たる奈月彦(なづき…

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あの因縁がついに明らかに…!? 八咫烏シリーズファン待望、かつ最初に読むにも最適な短編『ふゆのことら』

あの因縁がついに明らかに…!? 八咫烏シリーズファン待望、かつ最初に読むにも最適な短編『ふゆのことら』

ラスト1行を読んで思わず笑ってしまった『ふゆのことら』(阿部智里/文藝春秋)。累計100万部を突破した「八咫烏シリーズ」の、現在は電子のみで配信されている外伝最新作だが、シリーズ4巻目『空棺の烏』に連なるこの作品こそ、ファンが待ち望んでいたもの…

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「八咫烏」シリーズの阿部智里、初の現代小説! 昭和と平成が重なり合って“発現”する恐ろしき正体とは?

「八咫烏」シリーズの阿部智里、初の現代小説! 昭和と平成が重なり合って“発現”する恐ろしき正体とは?

統合失調症という病気がある。症状のひとつにあげられるのが、現実にあるはずのないものが見えてしまう、というものだ。誰かが自分を監視している。いるはずのない誰かの気配が家の中に漂っている。ないものをあると思いこみ、助長した不安と猜疑心がさらに…

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