KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

「芦沢央」のレビュー・書評

注目作家・芦沢央が心に焦点をあてる人間ドラマ『バック・ステージ』の魅力

注目作家・芦沢央が心に焦点をあてる人間ドラマ『バック・ステージ』の魅力

ひとつの舞台で起こる連作短編集が好きだ。特に各話の語り手が替わるものがいい。エピソードによって主役が入れ替わり、背景が切り替わることそのものを楽しめるからだ。同時間軸に起こる複数の物語を描いた連作は、スポットライトの影さえも利用した舞台作…

もっと見る

平穏な日常が一瞬で崩れ去る恐怖がリアルに迫る…! ミステリの名手、芦沢央の最新短編『汚れた手をそこで拭かない』

平穏な日常が一瞬で崩れ去る恐怖がリアルに迫る…! ミステリの名手、芦沢央の最新短編『汚れた手をそこで拭かない』

よく知りあいに「ミステリって興味はあるけど、どれから読んでいいのか分からない」と聞かれる。そんな時は何人かお薦めの小説家の名前を挙げるのだが、芦沢央氏も必ずその中に含まれる。山本周五郎賞に2度、日本推理作家協会賞で3度受賞候補になっている芦…

もっと見る

「神さま」と呼ばれる小学校5年生、水谷君の推理が冴えまくる

「神さま」と呼ばれる小学校5年生、水谷君の推理が冴えまくる

年末になると「このミス」こと『このミステリーがすごい!』の発売が楽しみになる。「このミス」とは、その年に刊行されたミステリの中で特に秀でたものを投票によって決める本で、『僕の神さま』(KADOKAWA)の著者である芦沢央も「このミス」の常連作家。…

もっと見る

渦巻く疑念、さまよう殺意……。“どんでん返しの女王”が放つ、衝撃のアートミステリー!

渦巻く疑念、さまよう殺意……。“どんでん返しの女王”が放つ、衝撃のアートミステリー!

『火のないところに煙は』(新潮社)が本屋大賞にノミネートされ、ミステリーファン以外にもその名が広く知られるようになった芦沢央。待望の新作となる『カインは言わなかった』(文藝春秋)は、芸術に人生を捧げた者たちの苦悩と葛藤を、周囲の人びとの視…

もっと見る