注目の新刊 『奇譚を売る店』 ダ・ヴィンチ2013年9月号
また買ってしまった──。店を出たとき、必ずつぶやく独り言。そうやって手に入れた書物が、目眩く悪夢の世界へとあなたを誘う。博覧強記で知られるミステリー作家が、破天荒な想像力を駆使し、本そのものの業(カルマ)に迫った、知的で書痴的な古書幻想譚。
また買ってしまった──。店を出たとき、必ずつぶやく独り言。そうやって手に入れた書物が、目眩く悪夢の世界へとあなたを誘う。博覧強記で知られるミステリー作家が、破天荒な想像力を駆使し、本そのものの業(カルマ)に迫った、知的で書痴的な古書幻想譚。
知人からの連絡を受け、ヴェルデンツ大公国を訪れた名探偵・森江春策。そこで彼を待ち受けていたのは、歓迎の大パレードと殺人事件、そしておてんばな大公女だった!事件に挑む春策は、行く先々で大公女に振りまわされ……。豪華絢爛な本格ミステリー。
NHKで1957年11月から1963年3月まで放映された犯人当てドラマ『私だけが知っている』。本格推理の巨匠・鮎川哲也が手がけたシナリオ30作から、「白樺荘事件」「アリバイ」など7編を活字化。同じく脚本家を務めていた夏樹静子へのインタビューも収録した貴重な…