ポスト新本格はだれ? これからくるミステリー作家 ベスト5
新本格ミステリーブーム後、現在ミステリーはどのようなシーンになっているのか?また、これからどのようなムーブメントが始まろうとしているのか? 今回、「Twitter読書会」ではそんな現在とこれからのミステリーシーンについて探るため、「これからくるミステリー作家」というテーマで開催した。
読書会では、米澤穂信、道尾秀介といった現在活躍している作家にさらなる期待を寄せる声や、シャーロック・ホームズが最近になってドラマ化、映画化されたことから、古典的な作品の再ブームが起きるのではないかといった声が集まり、それぞれの考える「これから」のミステリーシーンがタイムラインの中で語られた。
若手評論家グループの限界小説研究会メンバー・藤田直哉氏は読書会のタイムラインを見ながら、「ライトノベルと一般小説の中間のジャンルが出始めており、メディアワークス文庫をはじめ、そういったジャンルの青春ミステリーものが多くの読者を獲得しはじめている」と指摘し、まだジャンルとして名前の固まっていない小説群の中に新たな可能性を見い出した。
ここでは、読書会の司会“文学少女ゆりいか”(@…