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「伊集院静」のレビュー・書評

伊集院静『琥珀の夢』が文庫化! 国産ウイスキー造りに邁進したサントリー創業者の商人道を描く

伊集院静『琥珀の夢』が文庫化! 国産ウイスキー造りに邁進したサントリー創業者の商人道を描く

直木賞選考委員も務める作家・伊集院静氏が、サントリーの創業者である鳥井信治郎の生涯にわたる挑戦を描いた評伝小説『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』(集英社)が待望の文庫化。鳥井信治郎は「赤玉ポートワイン」を開発し、日本初の国産ウイスキー造りに挑ん…

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人生後悔しないための「大人の遊び方」――思わずはっとする伊集院静の言葉とは?

人生後悔しないための「大人の遊び方」――思わずはっとする伊集院静の言葉とは?

作家・伊集院静の最新エッセイ集『一度きりの人生だから大人の男の遊び方2』(双葉社)は、旅、読書、手紙などにおける氏の「流儀」や、著名人の出会いと交流、そして日々の生活について綴られた1冊である。 バラエティに富んだテーマの中でも、興味深かっ…

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誰だって“酒の力”を借りたい日もある――酒を片手に読みたい『酒呑みに与ふる書』

誰だって“酒の力”を借りたい日もある――酒を片手に読みたい『酒呑みに与ふる書』

「酒呑み」という言葉にはどこか郷愁を感じる。私自身、決して大酒飲みというわけではないが、酒のある時間は大好きだ。友人と一緒にワイワイと、また自宅で夕食後に一人で嗜む程度に酒を楽しんでいる。かつて、日本を代表する文豪たちの中には酒豪も多かっ…

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自己表現としての文字——デジタルメッセージによってわたしたちが忘れてしまったもの

自己表現としての文字——デジタルメッセージによってわたしたちが忘れてしまったもの

文字に美はありや(美しい、美しくないということがあるのか)、という問いは、伊集院静氏を歴代の名筆、名蹟をたどる旅へと駆り立てた。3年半に及ぶ旅の集大成が40話の随筆集『文字に美はありや。』(伊集院 静/文藝春秋)である。果たして著者はこの旅で出…

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伊集院静が湘南の伝説のホテルで過ごした8年間に寄り添う

伊集院静が湘南の伝説のホテルで過ごした8年間に寄り添う

かつて、名だたる作家たちが宿やホテルにこもり執筆活動に専念したという話はよく聞きますが、著者がホテルで暮らしたのはなんと8年以上。作家になる前、離婚の慰謝料で膨大な借金を抱えて喧嘩やギャンブルに明け暮れ、トランクひとつで偶然流れ着いた縁もゆ…

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「大人の男」は震災といかに向き合うべきか? 被災地に暮らす作家が語る男論

「大人の男」は震災といかに向き合うべきか? 被災地に暮らす作家が語る男論

2011年3月11日の夜。闇に包まれた東北の夜空には無数の星が輝いていたそうです。それまでに見たこともないくらいの光を放つ星空に、著者 伊集院静氏が見たものとは? その答えは本書のエピローグにあります。そこで語られる氏の言葉は、まさに被災地・仙台に…

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