「羽生世代」の時代は終わった? なぜ同世代に強豪が集結したのか。天才棋士16人が今だから明かす本音
今、将棋界では、世代交代が起きているのかもしれない。2020年、史上最年少の二冠に輝いた藤井聡太。一方で、羽生善治は2年ぶりのタイトル戦・第33期竜王戦7番勝負で「タイトル獲得通算100期」に挑んだが、失敗に終わった。羽生と同世代には強い棋士が山ほど…
今、将棋界では、世代交代が起きているのかもしれない。2020年、史上最年少の二冠に輝いた藤井聡太。一方で、羽生善治は2年ぶりのタイトル戦・第33期竜王戦7番勝負で「タイトル獲得通算100期」に挑んだが、失敗に終わった。羽生と同世代には強い棋士が山ほど…
今年、二人の“羽生”が国民栄誉賞に輝いた。ひとりは歴代最年少受賞、フィギュアスケートの羽生結弦(7月2日受賞、1994年12月7日生まれ、23歳)。そしてもうひとりが本稿の主人公で、将棋界初受賞、昨年「永世七冠」を達成した棋士、羽生善治(2月13日受賞、19…
仕事における「ベテラン」とは、歴何年目からを指すのだろうか。切りのよい10年以上と答える人もいれば、職種や本人の資質によると答える人もいるだろう。いずれにしても、ベテランの域に達した人たちは、知識や技術以外に“もっている”ものがあるように感じ…
2017年の将棋界には、まさに”飛車角”が台頭した。中学生ながら公式戦29連勝の記録を打ち立てた「藤井聡太」四段と、”ひふみん”の愛称が流行語にもなった「加藤一二三」九段。2人は、今年の顔とも言えるだろう。PONANZAが二連勝を飾った電王戦や永世七冠を達…
今年、日本中を熱狂させた中学生棋士・藤井聡太四段。昨年の12月24日に史上最年少棋士としてプロデビューすると、そのまま無敗で勝ち続け、30年前に打ち立てられた「28連勝」を塗り替え、前人未到の「29連勝」をなしとげた。連勝記録が伸びる毎に世間の注目…
シンプルなのに奥深い羽生氏の表現は、まさに将棋のようです。将棋をする方には最高の奥義書になるのではないでしょうか。表紙の氏のまなざしの鋭さ、若さ、真摯さにも惹かれて購入しましたが、将棋をやらないものとしては、全くの人生訓の本として読んでし…