『火花』も『コンビニ人間』も採点! 芥川賞受賞作に“偏差値”をつけたら…
1935年の創設以来、純文学の最高峰として君臨し続ける芥川賞。歴代受賞作には遠藤周作、安部公房、大江健三郎ら世界文学史に残る作家たちの小説が名を連ね、今もなお、受賞発表には世間からの高い関心が集まっている。 しかし、実のところ芥川賞即ち名作、と…
1935年の創設以来、純文学の最高峰として君臨し続ける芥川賞。歴代受賞作には遠藤周作、安部公房、大江健三郎ら世界文学史に残る作家たちの小説が名を連ね、今もなお、受賞発表には世間からの高い関心が集まっている。 しかし、実のところ芥川賞即ち名作、と…
『スクラップ・アンド・ビルド』 (羽田圭介/文藝春秋) デーモン閣下が、5年ぶりとなるソロアルバム「EXISTENCE」を2017年3月15日(水)にリリースする。同アルバムには閣下の書き下ろし楽曲のほか、芥川賞作家・羽田圭介が歌詞を提供した楽曲が収録される…
西さん、目を逸らさない。突出しているんじゃないですかね、作家のなかでも。(又吉) 書いてあることは“今の世界”。ビビッドなうちに読んでもらえたらうれしい。(西) 愛があるかどうかは自分にしか、わからない ――アイはかけがえのない人たちとも出会って…
直木賞受賞作『サラバ!』から2年。問い続けた末に生まれてきた新作『i(アイ)』は、“今”という時代に生きる意味を突きつけてくる一冊だ。それは小説家・西加奈子の切実な叫びでもある。かつて又吉から贈られた言葉は、この作品の執筆に大きな力を与えてく…
2015年に第153回芥川賞を受賞した羽田圭介の『スクラップ・アンド・ビルド』が2016年12月17日(土)に単発ドラマ化されることが決定した。芥川賞作品、そして独特なキャラクターでメディアでも引っ張りだこの羽田の作品がついにドラマ化されることに「これは…
2015年の文学界最大のトピックスといえば、やはり「第153回芥川賞」。又吉直樹の『火花』と羽田圭介の『スクラップ・アンド・ビルド』がW受賞を果たし、『火花』の累計発行部数が245万部、『スクラップ・アンド・ビルド』も19万部を売り上げた。 このヒット…
『流』(東山彰良/講談社) 2015年の文学界最大の話題といえばなんといっても又吉直樹氏の芥川賞受賞だろう。受賞作となった『火花』は単行本の発行部数があっさりと200万部に達し、電子書籍版のダウンロード数も10万を超えるという異例のヒットを記録した。…
茂木健一郎がパーソナリティをつとめるラジオ番組「Dream HEART」は、去る2015年9月26日(土)、大阪、梅田・蔦屋書店の「ガーデンラウンジ」で公開収録イベントを開催した。スペシャルゲストは、芥川賞作家の羽田圭介。 「物語を生み出す“脳の力”」をテーマ…