東京4つの街で!『散歩の達人』流「落語の楽しみ方」、教えます!
『散歩の達人』9月号(交通新聞社)
こんにちは。月刊『散歩の達人』編集長の土屋です。
9月号の大特集は「もっと知りたい東京落語」。テレビドラマや漫画などをきっかけに、落語ブームがたびたび起きた平成の時代。令和のはじめの落語界を見渡せば、個性豊かなベテラン勢が多方面で活躍する一方、勢いある若手の人気も沸騰中、まさに百花繚乱です。
落語はもともと、江戸や上方の街場で発展した都市ならではの芸能。独創的な新作落語も増えていますが、庶民のユーモア、生活や人生の機微、街の文化を描く基本は変わりません。だからこそ落語は東京の街に長く息づいてきたはず。
今回の特集では、落語家と街の関係、落語の舞台歩きをはじめ、落語にまつわる東京を大ボリュームでご案内。もっと落語を知りたくなる内容満載でお届けします。
とはいえ、「落語」って古典芸能だし、難しいのでは? という方や、単なるイメージで敬遠している方にこそ、本誌を読んでほしい! なんといっても東京ほど落語が気軽に見られる街はありません。定席(ほぼ毎日興行が打たれる寄席)が上野、新宿、浅草、池袋と4つもあり、そのほか、…