永岡 佑「ミリ単位のパーツから作りあげた自転車はすでに2台。モノづくりの楽しさを実感中」
毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、大ヒットグルメ漫画を実写化した初の主演作、映画『極道めし』が公開中の永岡佑さん。ゴクリと喉が鳴る受刑者たちが語る旨いめしの数々、そして涙が滲む思い出。寡黙な主人公の表情が思わず重なる永岡さんのマイブームとは…。
「没頭できるのがいいんですよ。組んだパーツが噛み合った瞬間は、ものすごく気持ちいい」
今、永岡さんの部屋はオークションなどで集めたパーツだらけ。休みの日は寝食も忘れ、本格的な工具片手に夢中になっているのは自転車づくり。
「自転車、ほしいなぁって。じゃあ、自分で作ろうって思ったのが始まり。物を作るの、大好きなんです」
バスケットゴールや庭の東屋…自分で作るのが当たり前、という縮緬問屋の祖父の手先の器用さは永岡さんにも。ミリ単位の緻密で根気のいる作業から完成した自転車は、マウンテンバイクとピストの2台。
「自分で作ったものは愛着もひとしおで、乗りまくってます。あとBMXなど2.5台分のパーツが待機しています(笑)」
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