注目の新刊 『日入国常闇碑伝』 ダ・ヴィンチ2013年12月号
戦乱時代にひときわ特異とされた常闇の時代。そこには、碧眼赤髪の武将や技能集団、命を落としても戦い続ける武者など、謎が多い軍勢があった。生と死が混在する常闇の中で、彼らはいかに生き、いかに死んでいったか。英雄とは何か?と考えさせられる新伝奇冒険譚。
戦乱時代にひときわ特異とされた常闇の時代。そこには、碧眼赤髪の武将や技能集団、命を落としても戦い続ける武者など、謎が多い軍勢があった。生と死が混在する常闇の中で、彼らはいかに生き、いかに死んでいったか。英雄とは何か?と考えさせられる新伝奇冒険譚。
出版不況の現在。そんな中であっても頭角を現す作家、ブレイク目前にある新人は真に実力がある証拠だ。 ミステリー評論家の千街晶之さんが挙げた注目の新人作家5人をみてみよう。 「初野晴の魅力は類を見ない不思議なタイプの謎。 “ハルチカ”シリーズは謎の種類が豊かで、青春ドラマとしても楽しめます。 七河迦南は2作目『アルバトロスは羽ばたかない』で化けました。意外性が尋常でなく、しかも感動できる。 深水黎一郎の芸術ミステリーは構成力の高さはもちろん、彼の芸術への解釈を読むだけでも楽しい。 梓崎優はミステリーとしての仕掛けも高水準なのですが、それ以前に物語に美しさがある。 詠坂雄二の書くものは予想がつかない魅力がある。 自由自在にジャンルを越境する、いい意味での裏切りを期待しています」 (ダ・ヴィンチ4月号「NEXTブレイクミステリー作家大予想!」より)
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