押井守「難物だけどこれはやる価値があると思いました」『火狩りの王』アニメ化記念! 西村純二×日向理恵子×押井守鼎談
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年2月号からの転載になります。 人類最終戦争後、人間は火に近づくと体が燃え上がる病に冒されていた――。日向理恵子さんの長編ファンタジー小説「火狩りの王」シリーズ(ほるぷ出版)がアニメに! WOWOWにて、1月14日よ…
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年2月号からの転載になります。 人類最終戦争後、人間は火に近づくと体が燃え上がる病に冒されていた――。日向理恵子さんの長編ファンタジー小説「火狩りの王」シリーズ(ほるぷ出版)がアニメに! WOWOWにて、1月14日よ…
あの『キマイラ』が映像化される――そのニュースはファンだけでなく、業界をも驚かせた。その発表がメディアではなく、最新刊の帯やあとがきに記されたものだったからだ。 1982年『幻獣少年キマイラ』の刊行から36年。KADOKAWAから刊行される文庫シリーズは19…
夢枕獏の小説『キマイラ』が、押井守監督によってアニメ映画化されることが判明。このビッグタッグに、ファンから歓喜の声が上がっている。 同作は、「キマイラ」シリーズとして1982年から続いている小説。体内に幻獣キマイラを秘めた少年・大鳳吼がたどる数…
世間の価値観に「NO」を叩きつける、刺激的で画期的な友だち論を紹介した『やっぱり友だちはいらない。』が、2017年12月19日(火)に発売された。 「友だちはいいものだ」。SNSでもリアルでも「友だち」が重要視される今は「友だちの時代」とも言えるだろう…
『世界の半分を怒らせる』(押井守/幻冬舎) 昔のアニメに『うる星やつら』という作品があった。高橋留美子氏の漫画が原作で、私としては「美少女系ハーレムアニメ」の元祖的な存在だと考えている。そしてこの作品で名前を知ったのが「押井守」という監督だ…
『友だちはいらない。』(押井守/東京ニュース通信社) 友だちって本当に必要ですか? ”友だちはいいものだ”と人は言う。若者は友だちがいないからといって悩み、果ては心を病む者もいる。しかし、友だちは本当にいいものだろうか。単に社会が作り出した虚構…
押井守の最新書き下ろし小説が登場。おそらく自分以外はゾンビしか存在しない世界で「1日の標的を50人と決めて」狙撃を続ける男が語り手だ。日常の執拗な描写と、死、殺人、戦争などへの考察が淡々と続き、ある種の安らぎすら感じられる静かな小説だ。