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「横山秀夫」のレビュー・書評

待望の新築の家から、家族が忽然と消失…! あなたはこの美しい謎を解くことができるか?

待望の新築の家から、家族が忽然と消失…! あなたはこの美しい謎を解くことができるか?

横山秀夫6年ぶりの新刊『ノースライト』(新潮社)が発売された。著者が本作で題材に選んだのは、建築士という職業。彼らの仕事は、クライアントの要望を予算の範囲で叶える“ビジネスマン”であると同時に、この世にひとつしかない作品を世に送りだす“芸術家”…

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「今月のプラチナ本」は、横山秀夫『ノースライト』

「今月のプラチナ本」は、横山秀夫『ノースライト』

『ノースライト』 ●あらすじ● 一級建築士の青瀬稔は、クライアントの依頼を受けて信濃追分に一軒の家を建てた。個性的な住宅を選ぶ書籍に掲載され、クライアントも喜んでいた家。だが青瀬がその家を訪ねてみると、クライアントの家族の姿は見えず、家具もほ…

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警察小説の第一人者・横山秀夫×『13・67』陳浩基トークイベントレポ

警察小説の第一人者・横山秀夫×『13・67』陳浩基トークイベントレポ

3月10日、華文ミステリー『13・67』で激動の香港現代史を背景に敏腕刑事の活躍を描いた陳浩基さんと『64』など数多くの警察小説の傑作で知られる横山秀夫さんのトークイベントが東京・丸善丸の内本店で開催された。 「実は作家と対談するのは初めてで、今と…

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このミス大賞の冠は伊達じゃない! 元刑事の警察広報官が追う、因縁の誘拐事件

このミス大賞の冠は伊達じゃない! 元刑事の警察広報官が追う、因縁の誘拐事件

『空飛ぶ広報室』(有川浩)がドラマ化されましたね。「自衛隊なんてみんな知ってるのに、何を広報するの?」そんなふうに思った人もいるんじゃないでしょうか。 でも、どんな組織にだって広報はいる。捜査のイメージばかりが強い警察だってそう。『64』はそ…

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映画化もされた人間魚雷「回天」をめぐるドラマ

映画化もされた人間魚雷「回天」をめぐるドラマ

泣きながら読みました。どうしても戦争モノは、涙を流さずには読めません。ましても「回天」人間魚雷で特攻してゆく若者の物語となれば、あらすじを読んでいる時点ですでにボロボロです。 横山氏の筆致は、終始とても控えめで抑え目。ごく限られた仲間うちの…

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かたくなに黙秘する2日間の行動に隠された感動の物語とは

かたくなに黙秘する2日間の行動に隠された感動の物語とは

容疑者に犯行の事実を認めさせ自供させることを、警察業界用語で「落とす」とか「落ちる」とかいいますよね。でこれが、ほぼ「落ちて」るんだけど、ある一部をどうしても黙秘してしまい全面自供に至らない事態を「半落ち」って呼ぶんだと、この小説ではじめ…

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