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王城夕紀

職業・肩書き
作家
ふりがな
おうじょう・ゆうき

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伊坂幸太郎が「うつくしい作品」と絶賛! “量子病”という奇病に冒された女性の奮闘を描くSFフォークロア

伊坂幸太郎が「うつくしい作品」と絶賛!  “量子病”という奇病に冒された女性の奮闘を描くSFフォークロア

『マレ・サカチのたったひとつの贈物』(王城夕紀/中央公論新社)

「月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり」という言葉があるが、そんな時の流れのなかで、あらゆる人たちとの出会いと別れを繰り返す私たちもいわば旅人のようなものだ。そんな時のなかで私たちは何を思うのか。何を掴み取り、世界にどんな痕跡を残せるのだろうか。自分にあたえられた時間を大切にしなくては。そう思えるSFファンタジー小説がある。

 王城夕紀氏の『マレ・サカチのたったひとつの贈物』(Mieze:イラスト/中央公論新社)は、自分の意志とは関係なく世界中をワープし続ける「量子病」という奇病に冒された女性の旅を描くSFフォークロア。王城氏といえば、デビュー作『天盆』で、架空の盤戯「天盆」を中心とした熱気あふれる物語を描き出したが、この作品では、架空の病「量子病」によってもたらされる出会いと別れを疾走感あふれる筆致で描き出す。小説家の伊坂幸太郎氏はこの小説の帯にこんな言葉を寄せている。

「読めばきっと、時間を無駄にできないな、と思える、うつくしい作品でした。王城さんの作品に多くの若い読者が…

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