【下村敦史×知念実希人トークイベントレポート】「ここで殺されてましたね!」最新刊『そして誰かがいなくなる』の舞台となった下村邸の見学ツアーも開催!
2024年2月11日(日)、下村敦史さんの『そして誰かがいなくなる』(中央公論新社)、知念実希人さんの『放課後ミステリクラブ3(動くカメの銅像事件)』(ライツ社)の刊行を記念して、著者ふたりのオンライントークイベントが行われた。ふたりの対談場所は、下村さんの自邸。ミステリーの世界から飛び出してきたかのようなその洋館は、テレビや雑誌などのメディア取材が絶えず、また、下村さんの新刊『そして誰かがいなくなる』では、実際に物語の舞台にもなっている。対談後には、下村邸内を探索する見学ツアーも敢行。驚き満点、新刊への期待が高まる、イベントの模様をレポートする。
『そして誰かがいなくなる』(下村敦史/中央公論新社)
『放課後ミステリクラブ3(動くカメの銅像事件)』(知念実希人/ライツ社)
知念さんは下村さんの“かかりつけ医”!?
まず、トークイベントで最初に話題となったのは、下村さんと知念さんの交流だ。ふたりは日頃からSNSを通じて交流しているが、最初の出会いは、2018年、書店でサイン本を作る際に居合わせた時のこと。その後も、小説賞のパーティーで何度か顔を合…