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「芥川龍之介」のレビュー・書評

直木三十五って誰? 芥川賞落選に激怒した太宰治が、選考委員の川端康成に送った手紙とは【芥川賞・直木賞をめぐる面白エピソード】

直木三十五って誰? 芥川賞落選に激怒した太宰治が、選考委員の川端康成に送った手紙とは【芥川賞・直木賞をめぐる面白エピソード】

今年も上半期の芥川賞・直木賞の受賞作発表の時期が近づいてきた。とはいえ、この2つの文学賞について「実はよく知らない」という人も多いのでは。芥川賞・直木賞をより楽しむために、これらの賞にまつわるトリビアをご紹介しよう。 菊池寛が創設。賞受賞発…

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『羅生門』の「最後の一文」は一度改稿されていた! 名文が多い小説の“ラスト”を楽しむ方法

『羅生門』の「最後の一文」は一度改稿されていた! 名文が多い小説の“ラスト”を楽しむ方法

小説の“最初の一文”は名文と称されるものが多いが、ひとつの物語が終わる“最後の一文”に注目する人は少数派かもしれない。しかし、最後の一文は作品を締めくくる大切な存在でもある。 そんな終わりの一文に着目したのが『最後の一文』(半沢幹一/笠間書院)…

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この一文だけでも読む価値アリ! 記憶に残る文学作品の「ラストシーン」がとにかくカッコイイ!

この一文だけでも読む価値アリ! 記憶に残る文学作品の「ラストシーン」がとにかくカッコイイ!

読み始めはおもしろかったのに、最後がつまらなかった――そんな本やマンガに出会ったことはないだろうか? 人をワクワクさせておいて最後にガッカリさせるとは、罪なヤツ…。どうせなら、良い意味で期待を裏切り、記憶に残るエンディングが見たい! 誰もがそう…

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男色関係を疑われる、細君を奪い合う……一筋縄ではいかない文豪たちの友情

男色関係を疑われる、細君を奪い合う……一筋縄ではいかない文豪たちの友情

社会生活を営む以上、避けて通れないのが人間関係だ。みなさんも、子どもの頃から現在に至るまで、さまざまな人間関係を経験してきたことだろう。そのなかに、印象的な友人や、忘れられない友情エピソードはあるだろうか。 『文豪たちの友情』(石井千湖/立…

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禁煙化が進む今の時代にこそ読みたい、文豪たちの喫煙礼賛

禁煙化が進む今の時代にこそ読みたい、文豪たちの喫煙礼賛

紙巻の煙の垂るる夜長かな——芥川龍之介 煙草のある人生は素敵だ。何せ文学との相性が抜群なのだ。小説と煙草、場合によっては、それに酒とセックスなどが加わる。これらは最高のマリアージュとして、我々のDNAの最深部に刻み付けられていると筆者は思ってい…

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太宰治、江戸川乱歩、芥川龍之介…こだわりのコーヒー屋さんが選んだ、すこぶる面白い随筆20編

太宰治、江戸川乱歩、芥川龍之介…こだわりのコーヒー屋さんが選んだ、すこぶる面白い随筆20編

湯気をたてる香り高いコーヒーを味わう時間は、優れた随筆を嗜む時間と似ているような気がします。まったりと、時間をかけながら身体の芯まで染みてくるあの感覚。生きている上でそういう時間は必要だと言えましょう。太宰治から始まり、坂口安吾で終わる。…

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【青空文庫で名作を】 読むほどに痩せる! 湿っぽいとはいわせない。純文学の業火をくらう!

【青空文庫で名作を】 読むほどに痩せる! 湿っぽいとはいわせない。純文学の業火をくらう!

インフェルノ!! 読み終えて感じたのは、まさしくそんな感覚でした。焦げ臭いというか、まるで自分が燃した紙きれみたく、チリチリと赤熱するような…。なんだかとっても喉が渇くのです。 ―――純文学。これを見て、何を連想するでしょうか。 「イマドキ売れな…

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おぞましさの美を描いた芥川の代表的傑作をコミック化

おぞましさの美を描いた芥川の代表的傑作をコミック化

芥川龍之介というのは芥川賞のゆかりになっているからパリパリに糊のきいたような純文学作家みたいな気がするけれど、どうしてたいへんな物語作家だ。直木賞をあげたいくらい。 ばかでかい鼻を縮めるためにさSMショーさながらのさんざんな目にあわされる男の…

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