注目の新刊 『眠る鉄道 SLEEPING BEAUTY』 ダ・ヴィンチ2012年6月号
打ち棄てられた鉄道車両。錆びつき草むした廃線。役割をまっとうし、あるいは志半ばで命を失い、周囲の景色に同化してゆく「眠る鉄道」の姿を、廃墟写真の第一人者が思いをこめて撮影した最新写真集。これぞ究極の美。掲載車両に関する解説、及び、現役時代の写真を多数収録。
最終更新 : 2018-06-08
写真家
打ち棄てられた鉄道車両。錆びつき草むした廃線。役割をまっとうし、あるいは志半ばで命を失い、周囲の景色に同化してゆく「眠る鉄道」の姿を、廃墟写真の第一人者が思いをこめて撮影した最新写真集。これぞ究極の美。掲載車両に関する解説、及び、現役時代の写真を多数収録。
「世界はとうに終わっていた」1960年代から70年代前半、「ゴミの上の夢の国の時代」である70年代後半から80年代、そして2011年3月11日以降の世界――。60年代から今日までの「風景と時代」を描写した写真集。重松清による書き下ろしコラム&対談を各章に収録。
建設半ばで放棄された草生す国道、崩壊しかけた姿で見棄てられてしまった道路橋――。日本各地にひっそりと残されている数々の廃道を、棄てられた風景を撮り続けてきた写真家が見事にすくいあげた作品集。平沼義之による文章「廃道を楽しむ」を巻末に収録している。
「丸田祥三」のおすすめ記事をもっと見る