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雁須磨子

職業・肩書き
マンガ家
ふりがな
かり・すまこ

「雁須磨子」のおすすめ記事・レビュー

  • レビュー・書評

リボンに袴姿の乙女コンビが巻き起こす大正ロマン風コメディ

リボンに袴姿の乙女コンビが巻き起こす大正ロマン風コメディ

身長は五尺七寸(170cm)と大柄だけど、心優しき良家のお嬢様・敦子。体はちっちゃいのに、パワフルで口が悪くて行動的なメガネっ娘、滝さん。現在も『マンガ・エロティクス・エフ』で絶賛連載中。可憐でじゃじゃ馬な女学生たちが織り成す、大正浪漫“風”物語でございます。

大きなリボンに袴姿の女学生、まだ見ぬ許婚者(いいなずけ)、カフェで食べるアイスクリンに男装の麗人ごっこ…etc。ほらほら、どうです? このレトロなディテールだけでも乙女心をズキューンと撃ち抜いてきませんっ!?ちょっと百合テイストも匂わせつつ、全編で乙女な大正ロマンが炸裂。1巻のあとがきで作者いわく、時代設定は「今よりちょっと昔」とのこと。まあ、ざっくり明治~大正あたりの乙女たちの青春物語と考えてください。

女学校に通う敦子は、ある出来事をきっかけに同級生の滝さんと仲良しに。そんな矢先、敦子が背丈を理由に縁談を断られたと聞き、滝さんは大激怒。「どちび面 一度は拝んでやるべきだわよ!」と言い出し、ふたりはこっそり許婚婚の顔を見に行くが…!? 仔犬のようにお転婆な滝さんと、お嬢様なわりに肝が据わって…

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きのうときょうはちがうひなんです

きのうときょうはちがうひなんです

さすが『マンガ・エロティクス・エフ』で連載してただけあって、どのお話もしっかりきっちりエロい!羽海野チカも東村アキコも「大好き!」な雁須磨子の初期短篇集、あなたもおひとついかがですか?

話は変わりますが、「普段ボーッとしているけど、実は意外に他人のことを鋭く見ている人」って時々いますよね? 雁須磨子のマンガを読むと、私はそういうタイプの人と向き合ったときの不思議な安心感のようなものを思い出すのです。「あ、意外に見透かされている。でもイヤじゃないや」というあの感じ。だから、中学生の弟が「むけてない」っぽい話も、大げんかの挙句に家出中の嫁を迎えに行く男も、「一生処女だったらどうしよう」と悩む高校生も、雁須磨子が描くとみんなどことなく野暮ったい。でもその野暮ったさこそが愛おしいし、ほっとするし、惹きつけられるんです。処女な自分に悩める女子高生も、いずれは「包茎ってさあ」と女友達と平気で話せるようになり、さらにはアソコの毛に白髪が混じって悩んだりする日が来るのでしょう。時間はどんどん過ぎてゆくし、昨日と今日と明日は微妙に違う日なのだから。

ファミ…

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「雁須磨子」の本・マンガ

マンガ・エロティクス・エフ vol.87

マンガ・エロティクス・エフ vol.87

作家
山本直樹
真造圭伍
熊鹿るり
沙村広明
河内遙
磯谷友紀
今日マチ子
雁須磨子
御徒町鳩
松本藍
シモダアサミ
出版社
太田出版
発売日
2014-05-07
ISBN
9784778322298
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