吉永小百合×ジブリ美術監督・男鹿和雄 原爆を語り継ぐ『ヒロシマの風 長崎から』刊行
平和への祈りを込めて語り継ぐ 日本を代表する映画女優・吉永小百合が、ライフワークとして四半世紀に渡って続けてきた原爆詩の朗読。朗読会は日本だけでなく海外でも開かれ、世界中の人々の心を打ってきた。そんな吉永の詩に、ジブリ作品の美術監督・男鹿和雄(おが かずお)が挿絵を付けた『第二楽章 ヒロシマの風 長崎から』が、2015年7月8日(水)に発売された。 同書は、過去に発売された「広島」と「長崎」の原爆詩集を初めて一冊にまとめたもの。表紙絵を描き下ろし、英訳の改訂を施した「第二楽章」決定版の詩画集として見事生まれ変わった。なお、2015年8月下旬には、最新刊『第二楽章 福島への思い』も刊行予定となっている。 戦後70年を経てもなお残る、その哀しさを忘れないために…。 吉永小百合 東京都生まれ。おもな主演映画「キューポラのある街」「伊豆の踊子」「ふしぎな岬の物語」など。2015年12月公開の「母と暮らせば」は 119本目の出演作となる。反核、平和を願いライフワークとして続けている朗読活動は今年で30年目。「第二楽章」シリーズとして「ヒロシマの風」「…