琵琶湖周辺の介護施設で100歳の老人が殺された事件の謎…。ちょっぴり怖い2023年映像化作品まとめ3選
肝試しというのは、一般的に夏の風物詩として知られています。おそらく怖くて「ヒヤッとする」からではないでしょうか。実際、「怖」という漢字の左側は「心」、右側は恐怖を感じたときの音を表現しているそうです。しかし、冬のアイスがおいしく感じる人もいるように、年末年始に怖い本や映画を鑑賞されたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、本記事では2023年に映像化が決まった作品を3作、音の表現も加えてご紹介できればと思います。
まとめ記事の目次 ●スイート・マイホーム ●湖の女たち ●禁じられた遊び
●ヒヤッとするけど、ホッともする『スイート・マイホーム』
『スイート・マイホーム』(神津凛子/講談社)
2018年に小説現代長編新人賞を受賞した作品。映画は齊藤工が監督、窪田正孝が主演。
舞台は冬の長野。スポーツインストラクターの賢二は、妻と2人の小さな娘のサチ・ユキとアパートで一緒に暮らしてきた。ある日賢二は、一念発起して、一台のエアコンで家中を暖められるという「まほうの家」を購入する。そして、賢二自身が忘れたままにしておきたかったこと、隠しておきたかった…