読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

宮崎駿

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
みやざき・はやお

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

アニメ映画監督

「宮崎駿」のおすすめ記事・レビュー

宮崎駿、高畑勲以来22年ぶり! 世界最大アニメ祭で最高賞『ルーのうた』ってどんな話?

宮崎駿、高畑勲以来22年ぶり! 世界最大アニメ祭で最高賞『ルーのうた』ってどんな話?

©2017ルー製作委員

 フランス現地時間6月17日(日本時間18日午前)、アヌシー国際アニメーション映画祭の受賞結果が発表され、長編部門の最高賞にあたるクリスタル賞を湯浅政明監督の『夜明け告げるルーのうた』が受賞した。

 アヌシー国際アニメーション映画祭は、カンヌ国際映画際からアニメーション部門を独立させる形で創設された、世界最古にして世界最大級のアニメ映画際だ。これまで長編部門の最高賞を受賞したのは宮崎駿『紅の豚』(1993年)、高畑勲『平成狸合戦ぽんぽこ』(1995年)、今回の受賞は日本アニメ界の二大巨頭に続く22年ぶりの受賞となった。

 本作は現在、池袋HUMAXシネマズ他で上映中。さらに、湯浅監督による完全監修のもと、映画外のストーリーも補完したノベライズ版『小説 夜明け告げるルーのうた』も刊行されている。

『夜明け告げるルーのうた』は、これまで『マインド・ゲーム』や『ピンポンTHE ANIMATION』を手掛けてきた湯浅監督の初めてとなる劇場オリジナル作品だ。

©2017ルー製作委員

 大きな壁に遮られ、真昼でも太陽の日差しの届かない日無町(ひ…

全文を読む

ジブリ新人募集は本当に「雇用条件が悪い」のか? 宮崎駿が込めたメッセージを読み解け

ジブリ新人募集は本当に「雇用条件が悪い」のか? 宮崎駿が込めたメッセージを読み解け

 5月19日、日本を代表するアニメ制作会社スタジオジブリが公式サイトにて、宮崎駿監督の新作長編映画の新人スタッフ募集を開始した。募集職種は動画担当アニメーター、そして背景美術。いずれも募集人数は若干名としている。 ■18歳以上、業務未経験可、月20万以上──雇用条件は本当に悪いのか?  この小さな人材募集告知が、世界中に大きな話題を巻き起こした。ひとつは宮崎駿監督の長編映画制作復帰と、2013年の引退宣言の撤回である。2016年秋のNHKの番組「終わらない人 宮崎駿」にて引退撤回はすでに明かされていた。しかし、スタジオジブリが再始動に言及したのはこれが初。「いよいよ宮崎駿がスクリーンに帰ってくる!」というわけだ。

公式サイトでは、こう言及する。 ここに至り、宮崎監督は「引退撤回」を決断し、長編アニメーション映画の制作を決めました。作るに値する題材を見出したからにほかなりません。年齢的には、今度こそ、本当に最後の監督作品になるでしょう

さらにこう続ける。

この映画制作完遂のために、若い力を貸して下さい。期間は3年間です。一緒に制作に加わって…

全文を読む

『アルプスの少女ハイジ』は、ある人物の情熱から生まれた! 本気で「アニメ」に取り組む人々の物語

『アルプスの少女ハイジ』は、ある人物の情熱から生まれた! 本気で「アニメ」に取り組む人々の物語

『ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々』(ちばかおり/岩波書店)

 おそらくこの日本においてTVアニメ『アルプスの少女ハイジ』をまったく知らない人は稀有であろう。このタイトルを聞いたことがないという人も、見たことはあるはずだ。例えば「家庭教師のトライ」という会社のCMで起用されているキャラクターは、まさに『ハイジ』のもの。関連グッズも多く発売されており、切手にもなっている。なぜこのように国民的な人気アニメとなったのか、その理由を『ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々』(ちばかおり/岩波書店)では、アニメの制作過程を丁寧に追いながら、多くのエピソードを交えつつ明らかにしている。

 まず『ハイジ』のキーパーソンとして思い浮かぶのは誰だろうか。「スタジオジブリ」で一時代を築いた宮崎駿氏や高畑勲氏あたりが想起されるという人も多いはず。しかし本書の著者であるちばかおり氏は、真っ先にプロデューサー・高橋茂人氏の名を挙げる。

 そもそも高橋氏と『ハイジ』の出会いは、少年時代に遡る。1940年、父親が北京で仕事をしていた関係で、高…

全文を読む

鈴木敏夫「目標や理想は掲げなくていい」――スタジオジブリの4つの仕事術とは?

鈴木敏夫「目標や理想は掲げなくていい」――スタジオジブリの4つの仕事術とは?

 日本を代表するアニメーション映画制作スタジオ・スタジオジブリ。同スタジオの代表取締役プロデューサー・鈴木敏夫氏の名前を聞いたことがない、という人は少ないだろう。才能あふれる人々とともに仕事をする鈴木氏の著書には『ジブリの仲間たち』(新潮新書)のように、ジブリでの毎日を綴ったものも多い。彼の著書を読んで、宮崎駿監督を筆頭に、高畑勲監督など世界屈指の名監督だけでなく、若いスタッフなど幅広い人々を束ねる手腕に憧れを抱いている人もいるだろう。

 彼のもとで6年以上働き、その仕事術を受け継いだ“鈴木敏夫の弟子”こと、アニメーション映画プロデューサーの石井朋彦氏(株式会社クラフター 取締役プロデューサー)が、今年上梓したのが『自分を捨てる仕事術 鈴木敏夫が教えた『真似』と『整理整頓』のメソッド』(WAVE出版)だ。石井氏がジブリにいた頃に、鈴木氏から学んだことを書き溜めたノートや自身の経験をもとに、その仕事術を綴った一冊となっている。

 そんななか、12月6日に開催されたのが鈴木敏夫氏と石井朋彦氏、初の師弟対談「スペシャルトークイベント スタジオジブリの仕…

全文を読む

ジブリが世界に羽ばたき、アカデミー賞を受賞した裏にはある外国人がいた―。『吾輩はガイジンである。ジブリを世界に売った男』

ジブリが世界に羽ばたき、アカデミー賞を受賞した裏にはある外国人がいた―。『吾輩はガイジンである。ジブリを世界に売った男』

『吾輩はガイジンである。ジブリを世界に売った男』(スティーブン・アルパート:著、桜内篤子:訳/岩波書店)

 いまだに高い人気を見せるスタジオジブリのアニメ。アカデミー賞や、世界三大映画祭といわれるベルリン・ヴェネツィア両国際映画祭でも名誉ある賞を受け、今や日本のみならず名実ともに世界から高い評価を受けている。

 しかしジブリアニメが世界に売り込まれ、アカデミー賞を受賞した裏に、ある男性の存在があったことをご存じだろうか。『吾輩はガイジンである。ジブリを世界に売った男』(スティーブン・アルパート:著、桜内篤子:訳/岩波書店)はジブリ作品を海外に紹介する役目を果たすべくスタジオジブリの海外事業部で15年間働いたスティーブン・アルパート氏による回想記だ。1冊の中にこんなにも魅力あるネタがたっぷりと詰められた作品も少ないのではなかろうか。作品の製作秘話からジブリの海外戦略、国際ビジネスの現場、企業や大女優の素の顔まで名前もすべてオープンにし、あっけらかんと、そしてとてもユニークに綴っている。外国人であるがゆえに見えてくる日常生活の中の日本文化との相違点や“…

全文を読む

「バルス!」のシーンは、無かったかもしれない?! 『天空の城ラピュタ』誕生の物語

「バルス!」のシーンは、無かったかもしれない?! 『天空の城ラピュタ』誕生の物語

『もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代』(木原浩勝/講談社)

 今年、劇場公開から30周年を迎えた『天空の城ラピュタ』は、テレビでの放送回数も多く名作の誉れ高い。ところが、歴代邦画興行収入ランキングの1~3位を宮崎駿作品が占めているのにもかかわらず、当時は100位圏内にすら入っていない。すでに『風の谷のナウシカ』で宮崎監督はアニメファンから高い評価を得ていたものの、一般的な認知度はまだ高くなかったのだ。それが、今ではテレビ放送の際にネット上で、パズーとシータとともに「バルス!」と呟く「バルス祭り」なる現象まで起こり、今年のテレビ放送時には1分間に34万件を超える「バルス!」がツイートされた。

 そんな社会現象にまでなったラスト近くの「バルス」のシーンに、「もう一つ」の案があったことが、『もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代』(木原浩勝/講談社)には記されている。

 本書の肝は、『天空の城ラピュタ』の制作当時に制作進行として宮崎駿監督の間近で働いていた著者が、公式の設定資料や絵コンテ集などにも載っていない案を…

全文を読む

「ジブリの色彩においての心臓でした」ジブリを支えた“色職人”保田道世氏の訃報に悲しみの声続々 半生を記した一冊にも注目が集まる

「ジブリの色彩においての心臓でした」ジブリを支えた“色職人”保田道世氏の訃報に悲しみの声続々 半生を記した一冊にも注目が集まる

『アニメーションの色職人』(柴口育子/徳間書店)

 スタジオジブリで色彩設計の責任者を務めていた保田道世氏が、10月5日(水)に77歳でこの世を去った。長年にわたりジブリ作品を支えてきた人物だけに、「この方がいなくなったらジブリ作品の色彩はガラッと変わってしまうんじゃないかな。でも長い間お疲れ様でした」「大変にショックで、言葉が見つかりません。保田道世さんはジブリの色彩においての心臓でした」「いきなりのニュースにまだショックが…。この方の色彩で彩られた作品で多くの感動を頂きました」と、日本国内だけでなく海外からも保田氏の死を悼む声が多く上がっている。  保田氏はこれまで公開されてきた多くのスタジオジブリ作品で、キャラクターの表情や服の色を決定する色彩設計を担当。また責任者として、1984年に公開された「風の谷のナウシカ」以降、「火垂るの墓」や「となりのトトロ」「もののけ姫」などの歴代のジブリ作品に携わってきた。宮崎駿が“戦友”と呼ぶほど監督からの信頼が厚く、体力的な問題から「崖の上のポニョ」で一度はアニメ界を退いたものの、宮崎の熱烈なオファーを受け…

全文を読む

映画版の謎もこの1冊で解決!? 宮崎駿が自ら描いた『風立ちぬ』の原作マンガの中身とは

映画版の謎もこの1冊で解決!? 宮崎駿が自ら描いた『風立ちぬ』の原作マンガの中身とは

『風立ちぬ 宮崎駿の妄想カムバック』(宮崎駿/大日本絵画)

 2013年に公開された宮崎駿監督の長編アニメ映画『風立ちぬ』。大絶賛する人がいた一方で、「話がよく分からない」という声もあり、賛否が分かれたことでも話題を呼んだ。10月に発売された『風立ちぬ 宮崎駿の妄想カムバック』(宮崎駿/大日本絵画)は、同作品が大好きな人、よく分からなかった人の両方に読んでほしい作品だ。

 ご存じの方も多いと思うが、映画の『風立ちぬ』は、宮崎駿が自ら描いた同名のマンガが原作。その全9話が収録されているのが本書なのだ。また本書には、宮崎駿監督が自らの言葉で作品について語った文章や、マンガ以外のイラストも収録。映画版『風立ちぬ』の副読本としても楽しめる内容になっている。

 ちなみにマンガのストーリーは、映画版と大筋は同じだが、全く違う点も部分もある。

 まず、最も大きな違いは、主人公・堀越二郎を含めた大半の人物の顔が「豚」であるということ! 子供時代の二郎にいたっては完全なる子豚。成長して人間らしくはなるが、鼻は豚のままである。

 また、そんな豚だらけのマンガの中でも、ヒロイ…

全文を読む

「宮崎駿」のおすすめ記事をもっと見る

「宮崎駿」のレビュー・書評をもっと見る

「宮崎駿」の本・小説

シネマ・コミック12 千と千尋の神隠し (文春ジブリ文庫)

シネマ・コミック12 千と千尋の神隠し (文春ジブリ文庫)

作家
宮崎駿
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-08
ISBN
9784168121104
作品情報を見る
シネマ・コミック13 ハウルの動く城 (文春ジブリ文庫)

シネマ・コミック13 ハウルの動く城 (文春ジブリ文庫)

作家
宮崎駿
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
出版社
文藝春秋
発売日
2019-01-04
ISBN
9784168121128
作品情報を見る
シネマ・コミック10 もののけ姫 (文春ジブリ文庫)

シネマ・コミック10 もののけ姫 (文春ジブリ文庫)

作家
宮崎駿
出版社
文藝春秋
発売日
2018-12-04
ISBN
9784168121098
作品情報を見る
シネマ・コミック18 風立ちぬ (文春ジブリ文庫)

シネマ・コミック18 風立ちぬ (文春ジブリ文庫)

作家
宮崎駿
出版社
文藝春秋
発売日
2019-07-10
ISBN
9784168121173
作品情報を見る
風立ちぬ

風立ちぬ

作家
宮崎駿
出版社
大日本絵画
発売日
2015-10-08
ISBN
9784499231671
作品情報を見る
トトロの生まれたところ

トトロの生まれたところ

作家
宮崎駿
スタジオジブリ
出版社
岩波書店
発売日
2018-05-30
ISBN
9784000612739
作品情報を見る
シネマ・コミック9 耳をすませば (文春ジブリ文庫)

シネマ・コミック9 耳をすませば (文春ジブリ文庫)

作家
柊あおい
宮崎駿
近藤 喜文
出版社
文藝春秋
発売日
2015-04-10
ISBN
9784168121081
作品情報を見る
幽霊塔

幽霊塔

作家
江戸川乱歩
宮崎駿
出版社
岩波書店
発売日
2015-06-06
ISBN
9784000254199
作品情報を見る

「宮崎駿」人気の作品ランキングをもっと見る