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窪美澄

職業・肩書き
作家
ふりがな
くぼ・みすみ

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1965年、東京都生まれ。2009年「ミクマリ」で女による女のためのR?18文学賞大賞を受賞、デビュー。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で第24回山本周五郎賞、『晴天の迷いクジラ』で第3回山田風太郎賞を受賞。著書に『水やりはいつも深夜だけど』など。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

2009年
『ミクマリ』第8回女による女のためのR‐18文学賞 大賞
2011年
『ふがいない僕は空を見た』第24回山本周五郎賞
2012年
『晴天の迷いクジラ』第3回山田風太郎賞

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“いないけど、幸せ”に寄り添った子供を持たない5つの“家族”の物語『いるいないみらい』窪 美澄インタビュー

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 ふくふく太った夫婦は、行列のできる近所のパン屋のメロンパンをふくふくと頬張る。“十分幸せじゃないか”。冒頭の一編「1DKとメロンパン」の主人公、35歳の知佳は心からそう思っている。ささやかな借り住まいでも、夫の年収が自分の半分ほどでも、それから――。

窪 美澄 くぼ・みすみ●1965年、東京都生まれ。2009年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。受賞作を所収した『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞、12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞受賞。著作に『さよなら、ニルヴァーナ』『やめるときも、すこやかなるときも』『じっと手を見る』『トリニティ』など多数。  

「この短編集のなかにいる人たちは、今の段階で、わりと満ち足りている人が多いですね。何か事情を抱えているということのない、いわゆる“そこにいる人”たち。私の書く小説に多くいただく感想でもある“心抉るもの”も、何か訳ありの登場人物も、今回はなしにしようと書き進めていきました」 「すごく書きやすかった」。執筆中、窪さんが感じていたという気持ち良さは、収められた5編…

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「人妻と少女の同性愛」「燃えるような不倫関係」小説の美しいベッドシーンまとめ

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 小説に登場するベッドシーンは、グロテスクに性を炙り出したものから、爽やかな切り口でえぐみをまったく感じさせないものまで、実に多種多様だ。本稿ではそんな中から、素直に「美しい」と感じるベッドシーンを5つご紹介したい。

このまとめ記事の目次 ・ため息の時間 ・失楽園 ・さよなら、ニルヴァーナ ・卍 ・ボクたちはみんな大人になれなかった

■蘭の花は、美しく官能的…まるで女性の身体のよう

『ため息の時間』(唯川恵/新潮社)

『ため息の時間』(唯川恵/新潮社)は恋をせずにいられない男女のための短編集。「夜の匂」は、付き合いたての男女を描いている。

長いキスの後、井沢は右手で幹子の両手首を掴み、頭の上へと持ち上げた。それから脇の下に顔を突っ込み、舌を這わせた。かすかにあの蘭に似た甘酸っぱく、生々しい匂いがした。

 蘭という花の、美しさとグロさを併せ持った様を、女性と結びつける描写が印象的だ。この話は途中から彼女(幹子)の親友が介入してきて予想外の結末を迎えるので、ぜひそこもチェックしてほしい。

■燃えるような禁断の愛は、切なく、美しい

『失楽園』(渡辺淳一/講談社)

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大切な人の死を忘れられない男と、恋の仕方を知らない女。他者と共に生きることの温かみに触れる、窪美澄最新長編小説献本プレゼント実施中【サイン入り】

大切な人の死を忘れられない男と、恋の仕方を知らない女。他者と共に生きることの温かみに触れる、窪美澄最新長編小説献本プレゼント実施中【サイン入り】

株式会社ドワンゴが運営する日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、株式会社KADOKAWAが発行する本とコミックの情報サイト「ダ・ヴィンチニュース」がコラボして開催されている「献本プレゼント」企画。

「読書メーター」のWEBサイト、又は連携するTwitter/Facebookで応募する旨をつぶやくだけで参加でき、各書籍毎に抽選で10人に注目書籍がプレゼントされる。毎週月・木の最大2回にわたって開催されており、受付期間は1週間。毎週様々な本が取り上げられている。

2017年3月13日(月)からは、「女による女のためのR18文学賞」の大賞&「山本周五郎賞」を受賞した窪美澄の最新作『やめるときも、すこやかなるときも』が登場。また、今回は作者のサイン入りでプレゼントされる。同書は、大切な人の死を忘れられない男と、恋の仕方を知らない女が他者と共に生きることの温かみに触れる長編小説だ。 『やめるときも、すこやかなるときも』(窪美澄/集英社)

大切な人の死を忘れられない男と、恋の仕方を知らない女。欠けた心を抱えたふたりが出会い、お互いを知らないまま、少しずつ歩み寄…

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窪美澄最新作!「大切な人の死を忘れられない男」と「恋の仕方を知らない女」は、“最悪の出会い”から次第に惹かれあう…

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『やめるときも、すこやかなるときも』(窪美澄/集英社)  全国から桜のたよりが届く頃、今年は書店の店頭にも美しい花が咲く。窪美澄さんの待望の新作長編『やめるときも、すこやかなるときも』(集英社)の表紙にはやわらかな青空をバックに花が美しく咲き誇り、結婚式の愛の宣誓を引用したタイトルと共に「幸せなはじまりの予感」をふわりと心に届ける。

確かにこれは「幸せ」の物語だ。いつのまにか誰かを愛することに臆病になったふたりの大人が、少しずつ互いを慈しみあう道のりが丹念に描かれる。だが、その道のりは大きな痛みやトラウマを伴う困難なもの。やはり大人の恋愛は「好き」だけでは難しい。

心の奥に孤独を抱えた家具職人の須藤壱晴が目覚めるとベッドに知らない女が寝ていた。どうやら昨日の結婚パーティで知り合った女を家につれてきたものの、泥酔して何もしないまま寝たらしい。あえて女の顔も確認せず壱晴は仕事に出かけるが、後日、再び会うことになる。

須藤の個展用のパンフレットを制作する印刷会社の営業にその女・本橋桜子が偶然現れる。最悪の出会いは別にして仕事では信頼関…

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女性目線の官能とは?「略奪愛」をテーマにした恋愛官能アンソロジー

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『きみのために棘を生やすの』(窪 美澄、彩瀬まる、花房観音、宮木あや子、千早 茜/河出書房新社)

この数年で女性の書き手による、女性のための官能小説が、飛躍的に増えたのはご存じだろうか? リアルで共感できるストーリー展開に加えて、女性ならではの繊細な感情が丁寧に描かれている作品が、多く見られるようになった。装丁もおしゃれで、書店でも手に取りやすい。

今回は、女性向け官能小説初心者の方や、「もうすでに大好きです!」という読者、両方におススメしたい『きみのために棘を生やすの』(窪 美澄、彩瀬まる、花房観音、宮木あや子、千早 茜/河出書房新社)という恋愛官能短編集をご紹介したい。5人の女性作家が、「略奪愛」をテーマに書き下ろしたアンソロジーである。

女性の目線で官能はどのように表現され、いかに楽しむことができるのだろうか。

本書は、作家陣5人のうち3人(窪、彩瀬、宮木)が、日本の女性向け官能小説の盛り上がりの先陣を切ったとも言える新潮社の「女による女のためのR-18文学賞」の受賞者である。その中でも、窪 美澄による「朧月夜のスーヴェニア」は戦時中の命懸けの恋が…

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注目の新刊 『雨のなまえ』 ダ・ヴィンチ2013年12月号

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こんな日に降るこの雨の名前を知りたかった——。満たされない思い、逃げ出したくなるような現実。『ふがいない僕は空を見た』など話題作を連発し、今もっともエンタメ界の注目を集めている著者が、雨の音を背景に描いた、ヒリヒリするほど生々しい5人の物語。

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注目の新刊 『アニバーサリー』 ダ・ヴィンチ2013年5月号

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子どもは育つ。こんな、終わりかけた世界でも――。七十代にして現役水泳インストラクターの晶子。家族愛から遠ざかって育ったカメラマンの真菜。全く違う人生が、震災の夜に交差する。食べる、働く、育てる。二つの生き方を戦前から現代まで丹念に追う感動長編。

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注目の新刊 『クラウドクラスターを愛する方法』 ダ・ヴィンチ2012年12月号

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30歳の誕生日を間近に控えた大晦日の朝、3年間一緒に暮らしていた彼が出ていった。輝くような人生の流れに乗るためのボートは、いったいどこにあるんだろう――。デビュー作『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞を受賞した実力派作家が描く、家族と愛のかたち。

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やめるときも、すこやかなるときも

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